第23話 トモキア拷問
俺はリラのハニートラップ大作戦により、リアのあとをつけている。
トモキアとリラは何かを話しながら歩いている。
すると、なにか言い合いになる。
トモキアがリラの手を掴もうとし、リラがそれを払いのけた。
そして、リラが手を大きく上げた。
よしきた!
「拷問、はじめ!!!」
すると、そこにはリラと手足を拘束されたトモキア、スポンサーがいた。
いつもの拷問部屋だ。
と思いきや、部屋に用意された拷問器具が少し増えているし、部屋自体がかなり大きくなった。
テニスコート2,3面はあろうか。
バイクまで置いてある。
バイクの荷台にはひもが付いている。
このひもを手足に括り付け、バイクで引っ張るのだろう。
はてさて、俺の能力がパワーアップでもしたのだろうか。
まあ、あとでリラに聞いてみよう。
さて、トモキアが目を覚ました。
「なんだここは?
ああリラちゃん、さっきは僕にひどいこと言ってくれたね。
もうきみのアイドルデビューは取り消しだーーー!!!」
トモキアはリラの存在に気付くなり、わめき始めた。
そして、俺は変装を解く。
「誰だ貴様は!
この鎖を解かんか!」
「解くわけがなかろう。」
トモキアは俺の声を聴くと、はっとした顔をする。
「その声・・・どこかで・・・。」
「・・・!!!
リラちゃんのマネージャー!!!
貴様、あの時はよくも邪魔してくれたな!
僕とリラちゃんとヒマリちゃんで仲良くトレーニングしようと思ったのに!」
「ああ。お前のセクハラタイムは阻止させてもらった。
俺の大事なリラには指一本触れさせはしない!」
リラが口を開く。
「貴様、ちゃん付けでわたしを呼ぶでない、気色悪い。
リラ様と呼べ、下衆が!」
「リ、リラちゃん・・・。
性格がまるで違うにょーん。
これは何かのプレイか?
僕はSとMどちらでもいけるぞい。」
すると、スポンサーも口を開く。
「おいおいトモキアさん。
俺はSMプレイなんか望んじゃいない。
リラちゃんとは普通のノーマルなプレイがしたいんだが・・・。」
リラは下衆にいやらしい目で見られるのが嫌いだ。
どんどん不機嫌になっていく。
「おいジェイク。
はやくこのクソジジイたちを去勢してくれ。
わたしはもう我慢ならんのだ・・・。」
リラは腕を組み、貧乏ゆすりを始めた。
「はいよ。」
俺は全裸の男2人の前に大ばさみをかざした。
2人の陰部は一気に縮こまる。
これが動物の本能というやつか。
危機を感じるとアソコが一気に小さくなるのだ。
切りにくいったらない。
バチンっ!!!
バチンっ!!!
俺は2人の陰部を大ばさみで切り落とした。
「ぐぎゃあああああ!!!」
すぐに焼き印で止血した。
ジューーーーー!!!
ジューーーーー!!!
「あちゃああああああああ!!!」
2人の額には脂汗がびっとりと付いている。
「おいおい、これ現実か・・・?
俺ら、ちんこ無くなっちまったぞ!?」
「ふん。これでわたしにいやらしい目は向けまい。」
リラは満足気にしている。
「さて、お次は質問タイムだ。
正直に答えろよ!
でなきゃ、そのたびに苦痛が増える。」
「わ、わかった!
何でも答えるから、助けてくれー!」
「トモキアさん、こんなのあんまりだよ。
こんなことになるなら、あんたとの仕事の契約なんかしなきゃよかった!!!」
バチンっ!!!
スポンサーの腹をムチで叩いた。
「無駄口をたたくな!
お前らが口を開いていいのは俺の質問に答えるときのみ!」
「ひいいいいい!」
「さて、お前らはなぜサクラや四つ葉パレットのメンバーに枕営業をさせる?」
トモキアは答える。
「正直に言うからな?
罰は与えるなよな?
そりゃ、スポンサーの需要があるからさ。
僕はその需要にこたえて、供給するだけ。
ウィンウィンなんだよ。
アイドルも出番が増えるしね。」
「アイドルの気持ちは考えないのか?」
「そりゃ、いやいややってるなら気の毒に思うさ。
でも、これがテレビ業界の慣習なんだ!」
ブッブーーーー!!!
「ウソだな。
貴様は女の子に対し、気の毒になど思っていない!
そこの拷問椅子に座れ。
ウソをついた罰だ。」
俺はトモキアを引きずりながら、拷問椅子に座らせた。
「ぎゃあああああああ!!!」
拷問椅子の針がトモキアの背中、尻、足に突き刺さる。
拷問椅子勝ちで赤く染まる。
「正直に答えろ。」
「ああ、わかった・・・。
女は道具。
あいつらは性の道具でしかない、そう思っている。」
クズめ、こんな人間はこの世に存在してはならない。
確実に殺す。
さて、次はスポンサーだ。
「おい貴様。
なぜ枕営業を受け入れた?
正直に答えなければトモキアと同じ目に遭うぞ?」
「そ、それは可愛い女の子とエッチなことをしたいのは当然だろう・・・。」
「相手の気持ちを考えんのか?」
「いや、だって・・・。
今までの女の子は楽しそうに接してくれてたよ。
俺は悪いことはしているつもりはなかったんだ。
トモキアさんだって、女の子は別に嫌がってないって言っていた!」
ブッブーーーー!!!
「ウソだな・・・。
お前、トモキアから学ばなかったか?
拷問椅子に座れ。」
俺はスポンサーの男も無理やり拷問椅子に座らせた。
グサグサグサ!!!
「ぎょえええええええええ!!!」
「正直に言え。」
「はい、女の子がいやいややっているのはひしひしと感じてました。
それでも、快楽のほうが勝ってしまいました。
ごめんなさい!
謝ったから許してくれー!」
「ふん、謝罪ってのは許してもらうためにするんじゃあねえ。
悔い改める姿勢と覚悟を相手に示す行為だーーーー!」
俺はメリケンサックをつけ、そいつの顔面をぶん殴った。
ぐしゃあ!
「ぶんぎゃあああああ!!!
鼻折れたよ!ゼッタイ折れた!
どうしてくれるーーーー!!!」
ふん。ちんこがなくなってるんだ、今更鼻がおれたくらいでわめくんじゃねえ。
「正直に全部話した!
これで助けてくれるんだよな?」
「ああ、この苦痛から解放してやる。」
「やった、命は助かった・・・。」
トモキアとスポンサーは安堵する。
「ん?命は助からんぞ?」
「この苦しみから解放するって言ったじゃねえか!」
「ああ、そのことか。
『死』をもって、その苦痛から解放してやる、という意味だ。」
2人は青ざめた。
「しかしな、お前たちはどうしようもない悪党だ。
やはりすぐに殺すのはやめだ。
それじゃつまらん。」
そうして、俺は2人の手先、足先から徐々に数センチごとに切断、止血を繰り返す手法をとった。
バルタザールの時は時間間隔を空けずに行ったため、ショック死してしまった。
その経験を踏まえ、切断-止血、切断-止血のスパンを長めに1時間取り、やつらがショック死しないようにした。
すると、1本の腕に40時間、1本の足に50時間。
手足4本で合計180時間もの時間を要する大拷問となった。
腹が減るし眠いしで、こちらとしてもかなりの苦行だった。
さすがにリラと代わるがわるで拷問をつづけた。
リラは拷問部屋の外に出られるので、食糧などを持ってきてもらった。
水だけは拷問部屋に用意があるため、トモキアとスポンサーに補給してやった。
そうして、拷問を繰り返すこと180時間、やつらは四肢を完全になくした。
「もう・・・ころ・・・して・・・くれ・・・。」
トモキアたちは涙も枯れ果て、気力も何もない様子。
これは、俺が思いつく最恐の拷問ではなかろうか。
そして、気力のなくなったトモキアとスポンサーはギロチンであっけなく殺した。
当然、死体はすべて粉みじんにし、トイレに流した。
こうして、トモキアたちの処刑を完了した。
=== 作者あとがき ===
次回、能力とリラの秘密!
評価、ブクマをポチっとしていただけると大変ありがたいです m( _ _ )m
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます