第2話 入学そして邂逅
今、俺はこの世界で最も大きな学園の前に立っていた
遡ること2日前
「そんでカールさんよ、俺はこの後何をしたら良い?それとこの世界な事について教えてくれ」
「カールで良いわ、あなた力はあるようだし、学園に行って見たらどうかしら?」
「なんでこの異世界に来てまでして学校に通わないと行けないんだよ」
「この世界、メルーの学園、黄昏学園は卒業したら私等神が願いを一つ叶える権利を貰えるの」
「願いを一つか、でも卒業生全員に渡す訳じゃないだろ?そこはどうするんだ」
「黄昏学園を卒業出来るのはたった1人だけよ」
「1人だけ?卒業試験が難しいとかか?」
「いや?まぁ一旦行ってみたら良いわ、ワープホール出しといたから後は歩いてね〜」
「ちょおいまだこの世界のこと聞けてないぞ!てかワープホールってどこ?」
あの後ワープホールを探すまでに2日掛かり、ある程度この世界のことを知れた、この世界の名前はメルー、魔物が居たり魔法が使えたりしてら感じよくあるファンタジーな世界だ、まぁ分かったのはそれくらい通貨についてはなにも情報がない、ある程度は知れたので、入学手続きをする事にした
「すいません、ここが入学手続きの所であっていますか?」
「はい合ってますよ、入学希望者ですね、ではこの紙にサインをお願いします」
「わかりました」えぇーと、なんて書いてあるんだこれ
この学園で起きた出来事は外に出してはならない・私はこの学園で起きることに全て同意する
OK今すぐにでも逃げたいところだがもうサインしてしまった、終わったか?
「あのーすいません、ここの学園で起きることに全て同意するってどう言う事ですか?」
と俺が言い切る前に大きな音と共に男が入ってきた
「学園の入学手続きをしにきたさっさとよこせ」
よく分かった、こいつ関わったらダメなタイプだ
「ほら、これで良いだろ入学式が終わったら連絡しろ、じゃあな」
と言い去っていった
「毎年居るんですよあぁゆう奴、だから気にせずに、入学式の日になりましたら連絡いたします」
「わかりました、それでは」
その日の夜の宿屋にて
「疲れたー通貨が無くて宿屋にすら入らなくなるところだったわ」
「あなた別に一回魔物と戦ってるし野宿でも良いでしょうに」
「バカなの?あんな化け物と何回も戦いたくないつーの」
「バカ?あなた、私は女神様よ?偉いのあなたより分かる?」
と言い合っていたらなにやら外の方がうるさくなってきた、なんだなんだと思い外を見たら、今日、入学手続きをした時に来た奴が居た
黄昏学園 ねこの @kota000
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