第7話 LINEで坊さんが呼べる時代
私は葬式をしないので無関係だが、今はLINEや通販サイト等で坊主が呼べるらしい。終活関係の書籍で読んだが、対応エリア内であれば可能だそうだ。
全く興味が無いので調べていないが、トクトクパックみたいなので数万円とかそんな感じらしい。突然親が死んだ方は、こういうのを利用してもいいのかもしれない。
葬儀屋も今は家族葬にすれば、そこまでバカみたいなお金はかからない。私も親は5万ぐらいで済ませたいと思っているが、一応最安値は15万ぐらいが相場の様である。あと10万どうすれば削れるか、知っている方がいたら教えてほしい。
そもそも日本人の大半は無宗教なのに、何故葬式の時だけは坊さんを呼ぶのだろうか。死んだ時だけ極楽に行きたいなど、ムシが良いにも程がある。本当に極楽に行きたいのなら、常日頃の行いを清くしていればいいだけだろう。
昨日までDVとかセクハラとかしてたけど、明日死んだから天国行きたいは贅沢者である。というか天国行の電車には、乗車拒否される事であろう。
私はあの世を信じていないので、ぶっちゃけ人殺しでも善人でも死んだら全て同じだと思っている。天国や地獄は人間が勝手に作ったものであり、宗教や神も実在しない。
此れは個人の自由なので、信じたい人は勝手に信じていれば良い。
しかし興味深かったのは、昔に比べて坊さんの稼ぎが激減しているという事だ。中には副業として、Youtubeやインスタをやっている坊さんも沢山いる。絶対に観ないので好きにやればよいが、これからはこっちがスタンダードになると思っている。
筆書きしていたものもプリンターでプリントアウトしているそうだし、その内お経もアバターがAIボイスで読み上げるものになるだろう。別に内容は同じなのだから、生身の人間が読む必要性は何処にも無い。
此れをVチューバー風にするとか、逆にビジネスチャンスだと私は思っている。既にラップでお経を上げる坊さんは沢山いるが、ヘヴィメタルやハードコアで歌い上げる坊さんも増えて欲しい。
私は長年のメタラーなのだが、「友達は全員死ね」という大好きな曲がある。あのメロディに乗せて、お経を上げてくれたらメチャクチャカッコいいと思う。勿論演奏は全部生で、参列者がモッシュ&ダイブすれば更にクレイジーで良い。
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