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なんちゃってハンバーグって、すごい!
お義母さんも完食!👏
柿、残念でしたね!
小説の歌ですぅ♪
https://suno.com/song/ec30bc93-b64d-4d2c-a4a8-df72f3ee4061
〔小説 因習の村:ハンバーグの巻〕
お義母さん「つむぎさん、今日の夕食は何かいの?」
つむぎ様 「お義母さん、ハンバーグですよ」
お義母さん「ハ、ハンバーグゥゥゥ!・・お、恐ろしいことが起こるぞ!」
つむぎ様 「お義母さん、どうしたんですか?」
お義母さん「つむぎさん、この村にはな・・恐ろしい因習があるんじゃ」
つむぎ様 「お義母さん、またですかぁ?」
お義母さん「そうなんじゃ・・昔、この村にの・・おはんという美しい娘がおったんじゃ」
つむぎ様 「おはんさんですね・・」
お義母さん「おはんはハンバーグが大好きでな・・毎日、村の食堂でハンバーグを食べとったんじゃが・・おはんの口に合うハンバーグはなかったんじゃ・・それでの、毎日毎日、おはんがハンバーグの愚痴を言うとったんじゃが・・」
つむぎ様 「おはんさんが愚痴を言ってたら・・」
お義母さん「村人は誰も、その愚痴に耳を傾けなんだんじゃ。そうしたら、それを恨んだ、おはんは、とうとう恐ろしい鬼婆になってしうたんじゃ。村人は、鬼婆を『はん婆』と呼んでな・・ハンバーグを食べるときは、『はん婆』を怖れるようになったんじゃ」
つむぎ様 「どひゃあああ、こ、怖い! お義母さん、では、この村で・・ハンバーグを食べるときは、どうしたらいいんですか?」
お義母さん「それはな・・『はん婆』の愚痴を聞いてやることなんじゃよ。そのためにはな・・なんちゃってハンバーグにするんじゃよ。そうするとな・・『はん婆』の愚痴を聞いてやることになるんじゃ」
つむぎ様 「はぁ? お義母さん、どうして、なんちゃってハンバーグにすると・・『はん婆』の愚痴を聞いてやることになるんですかぁ?」
お義母さん「それはな・・
なんちゃってハンバーグ・・
(なん)ちや(って)(はんばあぐ)・・
入れ替えて・・
(はんばあぐ)ち(って)(なん)や・・
はん婆、愚痴って何や。。。」
つむぎ様、はん婆「ぎゃび~ん! こりゃ、ビックらこいた、屁をこいた、ぶぅぅぅぅぅぅぅ」
お義母さん「屁はこかんといてぇぇぇぇ」
〔小説 因習の村:ハンバーグの巻 おしまい〕
作者からの返信
永嶋良一様
今回も歌とコメントをありがとうございます!
聞いてきました!
コメントを読むときは、日本昔話テイストで脳内再生しているのですが、今回はドラマのエンディングみたいでした!
今回も楽しかったです!
柿が不作の年は栗が豊作
昔はそう言ってたけど、今年は気温上昇のせいでの不作だから無理かなぁ(゚_゚ )
作者からの返信
kuwanyan様
たくさんコメントをありがとうございます。
栗と柿は豊作が交代でやって来るのですか。
もしかして今年は栗の豊作年?
でも今年の夏は暑すぎて、栗も柿も大変だったかもしれませんね。