第7話 完璧天才美少女と最強が合わさったら、、、
【天羽ルイ】
うざい。
「おねーさんたち何歳wってかそっちの背ぇ高いほうのおねーさん欲求不満そうじゃんw」
「えっ!wなになに?もしかしておねーさんムラムラしてんの?w」
「ヤバッw」
「もしかして俺たちに話しかけられて興奮しちゃった?wしょうがないなw」
うざい。
「近くにホテルあるからさ、そこでいい?wそれともここでしちゃう?wなんちってwww」
「wwwお前ヤバッ。じゃあ俺はそっちのちっちゃいほうでいい?w」
「え、じゃあ俺は二人ともww」
うざい。いやそれだけじゃない。今なんと言ったか?わたくしには紫水に欲情したサルが身の程をわきまえずに「手を出す」と宣言したように聞こえたが。
「4
「あ、ぁの。る、ルイちゃんに手を出すのはyめてもらえませんか?わ、私なら何してもらってもいいので。ルイちゃんだけは。」
「へぇー。なんかそういうのいいねw」
「もしかして君そういう趣味あったりするの?w」
うざい。身の程をわきまえないサルにも、自分が誰のものなのか理解していない紫水にも。
「じゃ、いこーぜw」
そう言って、男が一人、紫水の肩に手をまわした。
「っ!痛っwえ、なにw」
反射的に手が出てしまった。
「触れるな。紫水に触るな。サルども。」
「えっ」
「えっ」とはだれが発した音だったのか。わからない。
ただ一つ言えるとすれば、この感情で頭がどうにかなりそうだということ。わたくしの物に手を出そうとしたサルどもに対して。
なぜか冷静な頭をフル回転してこいつらの今後を考える。
「え、なになにもしかして空手とか習ってたのかな?w今結構痛かったんだけどw」
「うっわw痛そうーw」
「そうだよねw痛そうー」
うざい。
「でも、実は俺たちも空手やっててさ、こんなパンチじゃあれだから教えてあげようかw」
「おいwうそつくなよw」
うざい。というよりもういいだろう、殴って。
そう思い殴りかかろうとしたとき、
「・・・まぁまぁ、おにーさんたちそこら辺にしときなよ」
「んあ?」
「こんな人通りが多いところでやってたらさ、ね。」
【紫水視点】
「ぁ、あの!ありがとうございました。」
気づいたら、さっきまでいた場所とは違い小さい公園で目が覚めた。
周りにはルイちゃんと、180㎝くらいはありそうな大柄で筋肉質な女性がいた。
なんとなくだけどこの女性が助けてくれたんだなと思いお礼を言った。
「いや、大丈夫だよ。それにこんなかわいい子が困っていたら助けなくてはこの大胸筋を鍛えた意味がないからね」
そう言って、ポージングしてくれた女性の大胸筋もとい胸は確かに大きかった。
「あー、そういえば名前を言ってなかったね。私の名前は天廻あまえだ。よろしく頼む。」
「あ、私は紫水しすいと言います。よろしくお願いします。え、っとこっちの天使はル
「紫水、わたくしはもう挨拶をすませましたよ。」
「そうだったんだごめんね。」
当たり前だ。私が意識がないうちに終わらせているにきまっているだろう。だってルイちゃんなんだから。
「そんなことより早く帰りますよ。紫水」
「ふふっ」
「なんですか?天廻さん?」
「いや、なに。そんなに私と紫水ちゃんを話させたくないのかなと思って」
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ライバル?出現です。ルイちゃんがんば
では、また。
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