第2話初めてのメッセージ

9月上旬1通のいいねが、携帯の画面に写し出されている。


まるで、好きな人に初めてメールをする感覚に近い感じがした。


「初めまして!宜しくお願いします」

お互いに、どこかぎこちなさを感じながらメッセージが続く。


「出身はどちらですか?」

「好きな食べ物は何ですか?」

「趣味何ですか?」

と、何気ない会話から徐々にお互い怪しい人ではないと感じながらメッセージしながら会話が、弾む。


なんだか、メッセージが途切れない程ラリーが続く。

感覚的に、「この人とは話しやすいな…なんだか気が合うな…」と思い、昼から始まったメッセージが夕方まで続きその日の最後のメッセージで、

「今日は、ありがとうございます」

勇気を振り絞り…



「良かったらこんな自分ですがLINE交換しませんか?」と、聞いてみた。


すると、

「私で良かったらお願いします。」

と返信が来た。


そして、

「又自分で良ければメッセージしてもいいですか?」と聞き、

向こうも、

「私で良かったら返信待っています。」

と言ってくれた。


そして、日曜日が終わった。

胸の高鳴りを感じながらその日は眠りについた。

                    続く

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マッチ 君と出会えた奇跡 たにゃん @tatsu1988071008p

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