第93話
「モネさんも、はじめは自分のやってみたいことに挑戦してみては?」
「やってみたいこと?」
「はい。いやいや働くよりはいいと思います。新さんはモネさんに甘いので、したいと言えばなんでも協力してくれますよ」
「……それは、確かに」
それに関してはなんの心配もしていなかった。新が私のすることに反対する姿は全く想像つかなかったからだ。
私、新のことをだいぶ信用しちゃってるかもしれない。これはいいことなのかな、それともあまり良くないことなのかな……。
自分が盲目になっている気がして一瞬すごく不安な気持ちになったけど、そのときはすぐに忘れてしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます