【キミのものとなった時代編 Camping Time】

バッグ「あ、そういえばユアちゃん、冒険機アプリ見てみたかい?」


ユア「え? ……あ、そういえばさっきバッグとパーティ登録した時、なんか更新入ってたな……」


バッグ「ああ。彼女キャンティに入れてもらった時はまだ機能が少なかっただろう? だからさっきの接触通信で更新データを送っておいたんだ」


ユア「……あ! 確認してみたら項目増えてる! 【敵兵器】の項目か?」


バッグ「それだけじゃないよ。おじさんとユアちゃんの情報に、アルファベットで表わされたパラメーターが追加されているだろう?」


ユア「えっと……【スペック】? “破壊:B+”とか書かれているやつか?」




・冒険機アプリ

https://kakuyomu.jp/shared_drafts/hyN8cvNMtmjPFUfCFssuii4UXs3i9NAR




バッグ「ああ。戦闘において自分が何が得意で何が苦手か……それを把握しておくことは重要だからね」


ユア「へえ……じゃあ見た感じ、アタシは耐久:Cだ耐久値が低いけど反応:S反応がずば抜けているってことか……あんまり実感わかねえけど、すごいの?」


バッグ「うん。S判定はなかなか出ないから誇っても良いよ。ただし、くれぐれも慢心だけはしないように」


ユア「おう! バッグも“反応:C反応がトロい”代わりに“精密:A+”“耐久:A-精密さと耐久値がスゲェ”から頼りにしてるぜ!」


バッグ「うーーーーーん……うん。やっぱりトロいよね……おじさん」


ユア「?? おいバッグ、なんで落ち込んでんだ?」




 NEXT EPISODE

【  冒険機始動編  】

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