第15話
「…え?」
母親もまた呆然としていた
「それ…確かなの…?」
『うん…』
母親の顔がどんどんと青ざめていくのがわかった
「間違っているのかもしれないわ…」
そう言って母親は成也をいろんな精神科や神経内科に連れていった
しかし結果はすべて同じで…
変わることはなかった
さすがに5~6件目に行った時にはもう間違いなんかじゃなかったんだと信じるしかなかった
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