家に戻ると母親はフラフラとしながらリビングの椅子に座った

「これから…どうしたらいいの…」

母親はどこか遠くを見つめたまま成也に語り掛けた

『わかんねぇよ…』

成也はそんな母親をリビングに残し自分の部屋に戻る

部屋に入ると成也は携帯を取り出した

ポチポチと携帯を打ちメールを送る

送った先は彼女の美波

『なにしてるの？』

こんな時やっぱりそばにいてほしいのは美波だった

チャララ～

しかしメールが返ってきたのは１時間ほど経った頃だった

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい