第14話

そう言ってリビングに入り椅子に腰掛ける成也



「何?あっそう言えば病院どうだったの?」


母親はお菓子を食べながら聞いてきた



成也がこんな事になっているとは夢にも思ってはいないんだろう…


自分でさえまだ信じていないくらいだ



『…その事なんだけどさ…』


成也は言うのをためらった


「…うん?」






『俺…




アルツハイマーらしい』

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