第66話
紫の
にほへる妹を
憎くあれば
人妻ゆえに
我に恋ひめやも
(天武天皇 万葉集 一 21)
(訳)
紫(草の名)のように美しいあなたを憎く思ったとしたら、人妻と知りながら、どうして私が恋い慕ったりしましょうか。
-古語林より引用-
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