第3話メイン本文
魚の内臓を取り除いたら次は包丁を尾びれの方へと置き包丁横向きにしてゆっくりと手を切らないように慎重にエラに向かって剃るように切っていく。
エラ付近まで切り終わったら反対向きにして同じ行程を再度行う。
三枚おろしというやつだ。
獲れたて(?)なため刺身としてもまだ食べれるので
刺身用の包丁に切り替え切っていく。
「すこし手を切らないか不安ではあるけど結構面白い……慎重に慎重に」
刺身を完成させるには盛り付ける皿!
ぽんっ
皿が出てくる。
(やっぱこれ怖いな)
刺身と言えば?食用菊もだけど
ぽんっ
(それも出るんかい!?)
あとは、山葵におろし金に醤油だよな。
ぽんっぽんっぽんっ
全部でやがった!?
やっぱりあれだ。山葵は生姜と似ているんだ。
ぽんっ
生姜が出てきた。
(お前も出るんかい!?)
そして大根おろし
さてどれが出る。
ぽんっ
出たのは大根の、方だった。
(そっちだったか!)
山葵に包丁で下ろすために削ぐ。
そしておろし金で下ろしていく。
山葵は匂いも鼻にツーンとくるのがまたくらっとなる。
そういや山葵って花も茎も辛味と鼻にツーンとするって聞いたことあるな。
シンクの水道って水出るのかな?
蛇口を回すと水が出た。
「おお!」
そして手拭き用タオルを3枚ほど願ったら出てきたので
シンクの引き出しの取っ手に掛ける。
あとの2枚は
収納棚に仕舞っておく。
手を拭いたあと次は大根を下ろす部分だけ切っておろし金で下ろす。
大根は根っこ付近になるほど辛味が増す。
下ろす部分は葉のついている部分にした。
おろし終わったら大根つまも作りたいので
大根つま用機械を願うと
これまた出てくる。
少し大根を輪切りにして
機械にセットして取っ手を握り回す
こうして大根つまは出来るのである。
これは人参つまもこれで出来るのである。
因みに人参は願っていないので出てこなかった。
(やはり願ったり欲しいとか思うものが基本出てくるらしい。これは俺の能力なんだ。なら俺はこれで生活していく!)
さて、刺身とか完成したし
ダイニング用のテーブルとイスを願った
出てきた。
ここで今一度確かめるために
「炊きたてご飯の入った炊飯器!」
ぽんっ
(ほうこれが出来るのであれば……家に電気とコンセントがあれば!)
ぽんっ
何ヶ所かにコンセントが追加された。
(電気のスイッチとか!)
電気の通電スイッチも、追加された。
(これ使える)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます