罰ゲームで貧乳美少女【花蓮】の胸をCカップになるまで揉むことになりました。

田中又雄

第1話 女友達【花蓮】

「はぁぁあぁぁ!!彼女ほしい!!!」と、突然大きな声でそんなことを言ってみる。


「...どうした?発情期か?」と、友達の千巻せんまき れんが呟く。


「いや...そりゃ、超かわいい彼女がいる連はいいよ?毎日彼女としまくりなんだろうし、俺みたいな高2童貞の気持ちなんざ分らんだろうよ」


「今日は一段と不満駄々漏れだな」


「だってよぉ...俺の友達の7割は彼女持ちだぜ?そりゃ、嫌にもなるっての」


「まぁ、りきはちょっと理想が高すぎるんだよな。もう少し現実的な目線で見てみてもいいんじゃないか?」


「...まぁ、確かに?学校三大美女にはとりあえず告白して、綺麗に撃沈してるからな」


「...じゃあ、花蓮ちゃんは?仲いいだろ」


「花蓮?あぁ、あれは完全に女友達って感じだし...ちょっと貧乳過ぎるかな」


「それ、聞かれたら殺されるぞ」


 関賀屋せきがや 花蓮かれんは確かに美少女である。

それは誰が言うまでもない、明らかな事実であり、もちろん俺もわかっていた。



【挿絵】

https://kakuyomu.jp/users/tanakamatao01/news/16818093085172542426


 しかしながら、最初から友達のように接してきて、異性として意識したことはほとんどなく、更に普段彼女が超胸を盛ってCカップを装っていることを知っている俺からすれば、恋人としては見れないというのが本当のところであった。


 そうして、いつも通りの授業が始まり、特に変わったことはなく、いつも通りの放課後を迎えるのだった。



 ◇放課後


「力~、今日うちで遊ばない?」と、花蓮が話しかけてくる。


「別いいけど。何するん?」


「ん~、最近入れたクイズアプリがあるんだけど...これで対決とかどう?んで、負けたほうが罰ゲーム的な」


「...悪くないな。よし、行こう」


 こうして、二人で遊ぶこともお互いの家に行くこともしょっちゅうあった。

だから、別に特別何かを意識するまでもなく、二人で一緒に帰るのであった。


 花蓮の家に到着すると...「あれ?お母さんは?」と、普段であれば出迎えてくれる花蓮のお母さんの姿がないため、そう質問する。


「ん?あぁ...おばあちゃんの家に行ってる。だから、今日は家に誰もいないよ」


「じゃあ、たくさんエロいことできるな!」


「短小のくせに何言ってんの?」


「うるせ!貧乳!」


 そんなやり取りをして、いつも通り部屋に入り、さっそくアプリをダウンロードする。


「てか、クイズとか得意なの?」


「いや、別に?なんか面白そーだなーって思っただけ。それでどうする?罰ゲーム」


「...罰ゲーム...ねぇ。別に何でもいいけど」


「んじゃ、なんでも一個命令できる権利で」


「それ、エロいことする流れじゃん」


「キモ。早く始めるよ」


 そうして、さっそくクイズで戦った。


『第一問:将棋に使う駒の数は敵味方』というところで花蓮がボタンを押す。

『40』

『正解!』

(※将棋に使う駒の数は敵味方合わせていくつでしょう?)


「...意外に早いな」


「これくらい余裕でしょ」


 しかし、このまま優勢を保たれた俺はそのまま敗北するのだった。

それから何戦か行ったが、惨敗であった。


「はぁ...意外と強いんだな」


「やったー。んじゃ、罰ゲームな」


「...何するんだ?」


「それは...また後で。いったんお茶持ってくる」


「おう。頼む~。あっ、花蓮は牛乳がいいかもな。胸を大きくするために」


「あんたのお茶の中には性欲剤入れておくわ」


「おい。襲っちゃうぞ」


「...ばーか」


 そうして、お茶をとってきた花蓮と二人で何をするわけでもなく、ゴロゴロとしてた。


 すると、突然こんな話を振ってくる。


「...ねぇ...。どうやったら胸が大きくなるかな」


「...はぁ?なんだよ、急に。それ冗談?それともマジ質問?」


「...マジ質問。ちょっと気になる人がいて...その...その人は...胸が大きい人のほうが好きっぽいから...人並程度には大きくしたいんだけど」


「...それを男子の俺に質問されてもねぇ...。あぁ、でも、あれよく聞くじゃん。男に揉んでもらうと女性ホルモンが出て、大きくなる的な」


「...揉んでくれる男子が居ないっての」


「確かに。どんまいだな」


「...ねぇ、罰ゲーム...決めた」


「ほー。何?」


「...私の胸が...Cカップになるまであんたに揉んでもらうっていう命令」


「...は?」


 すると、花蓮は顔を少し赤くしながらこちらに背を向けて「...はやく揉んで?」というのだった。

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