第16話 娑婆は、お金を取ってやさしい。
先日の土曜日に、隣町のデパートのドコモショップに、バスで行って、僕のスマートフォンのギガを上げてほしいと、スタッフに言った。スタッフは言った。「どうです。新しいスマートフォンにしませんか?」僕は、いい機会だと思い、「では、来週また来ます。ぜひ、新しいスマートフォンにします。」と心決めた。スタッフの話しによると、僕のスマートフォンは、5年、使っていて、だいたい、今のスマートフォンの寿命は、3年だと言う。「商売人だなー。」と思ったけど、街から支給された給付金も、うまく、使いたかったので、そうすることに決めた。しかし、最近、娑婆に、妙に、お金をとらわれちゃうね。まったく、心外なことである。これ☝も、娑婆の人間の業なのでしょうか?娑婆は、お金を取って、僕たちに、やさしくしてくれる。しかし、こちらが、娑婆から、仕事をして、お金をもらう場合、たいへん苦労する。簡単に、手に入ったお金は、たとえば、ギャンブルや、投機なんかは、すぐに、なくなってしまう。しかし、苦労して、手に入れたお金は、長く持つものである。仕事も、人間の業のウチだと思うけど、そこには、労働の美しさが、感じられる。僕は、やっぱり、娑婆で、きちんと、労働をして、美しいお金を手に入れたい。月並みだけど、お金儲けに、楽はないと思っている。今回、新しいスマートフォンに買い換える。やさしい娑婆は、お金を取るものだ。しかし、お金を使うことは、楽しいことである。わくわく((o(^-^)o))します。普段、苦労して得たお金は、こういうものに、投資したいものだ。すごく当たり前ですね。そして、世の中の富は、循環する。お金の巡りは、世の中の血流みたいなものだろう。
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