第6話 ロリコンで百合好きのどこが悪い
ピンポーンと家のチャイムが鳴った二人ともここ最近ネットで買い物をしていないので俺は優美に不審者てきなやつか聞き、まぁ何とかなるだろという精神で出ることにした
「はーいどなたですかって悟か」
「こんな時間に悪いな、なんか暇すぎて散歩してたら近くを通ったんでな、それと普通に来客だ」
「え?そんな奴俺の知り合いには無いと思うんだか」
「お姉ちゃん久しぶり!」
恐らく小学生くらいの幼女が抱きついてきた、まじでありがとうございます!じゃなくて
「てか誰?この幼女」
「お姉ちゃん…私のこと覚えて無いの?」
「覚えて無いのというか知らない、とりあえず二人とも家上がりな」
この子は俺の事をお姉ちゃんと言った、…なんかすごい良いな…じゃなくてどういうことだろうか
「お兄ちゃんこの幼女誰?誘拐?」
「したとしたら悟だろ!」
「お姉ちゃんこの人誰?」
あら怖い、交際相手の浮気現場見た時みたいな顔してる
「一旦自己紹介してよ俺君がどんな子か知りたいからさ」
「お姉ちゃんが私を知らない?……はい!私は古明地椿です!最近ここに引っ越して来ました、中3です」
「お姉ちゃんはどんな人だったの?」
てか中3だったのかよ合法ロリ…最高!
「お姉ちゃんがそれを言います?…はぁ、えーっと私のお姉ちゃんは凄く勉強ができて運動神経も良くて友達もたくさんいて、でも歌と楽器がすっごく下手で、それも一生懸命にやっていて、これまた可愛いんですけどね……でもお姉ちゃん、私が小4の時にどこかに遠くに行っちゃたらしいんですよ、でなかなか帰ってこなくて…でもお姉ちゃんはなんか私のこと忘れてますけどやっと出会えたんです」
真逆だわ分かってたけどまっじで別人やな、てか椿ちゃんのお姉ちゃん100%死んでるよなぁーま、いっか
「って、紗羅⁉︎」
「や、やばい笑いが止まらん、だってお兄ちゃんと全くもって真逆なんだもん、お兄ちゃん音楽系しかできないし」
「そうだけども優美もあんま変わらんやん!というかちゃんと学年25位以内には入ってます!」
「お姉ちゃん…じゃない⁉︎なんかお兄ちゃんって呼ばれてるしお姉ちゃんずっと学年1位って言ってたしそもそも 私お姉ちゃんと5歳差だし!」
おいおい大切な要素忘れるとか可愛いかよ、ってことは多分留学とかで遠く行ったんやな死んでなくて良かったわ
「てか悟はなんで来たん?」
「散歩してたら近く通ったって言ったやん」
「悪い忘れてたわ、二人とも飯でも食ってく?」
「いやもう食べたからいいや」
「んじゃ椿ちゃんは?」
「お言葉に甘えて食べていこうかな」
「んじゃ悟バイバイ」
「扱い酷いな!んま俺帰るわバイバイ」
「悟、元気になって、良かった」
「ねぇお兄ちゃん私途中から空気だったんだけど〜」
「悪い気づかんかったわ、さっさと飯作るから、椿ちゃんと遊んどいて」
ふぅマジで疲れたわ今冷蔵庫何入ってたっけ
椿ちゃんと三人で晩飯のカレーうどんを食べた後、椿ちゃんがボソッと
「私、実は家出少女やってんだよね、引っ越してきたってのは嘘なんだ」
うーん知ってただってねぇ、こんな時間まで家の外に出てるのがまずおかしい、だって来た時間午後9時だよ、そう考えたら悟もなかなかに非常識だな、ご飯食べてるときあったかいご飯久しぶり的な発言してたし…んーどう反応しようか『ここは知らなかった風にしてあげるのが良いと思うよ』さすが紗羅テレパシーを使ってでもアドバイスをくれるのか、俺達に物理的にできない事を平然とやってのける!そこに痺れる!憧れ…はしないな
「え⁉︎マジで大丈夫⁉︎泊まってく?てか布団あったけ?」
うっわ白々し我ながらこれは酷いな
「無いからお兄ちゃん私と一緒に寝る?」
「まじ⁉︎良いの⁉︎良いの⁉︎百合の華たくさん咲いちゃうよ」
「良いぜお兄ちゃんさんよぉ今夜は寝かせないぜ☆」
そこにポカンとした表情の椿ちゃんが…あ…あばばばば、やってしまった絶対にひいてる
「いいなぁ…楽しそう」
「「え⁉︎」」
「なにして遊ぶの?ゲームでもするの?」
「まどうせ明日休みだしオールでゲーム大会でもするかー」
と言う事で始まりましたゲーム大会(参加者三人)まずはシューティングゲームでスコアタです!
「第一走者の紗羅さん意気込みをどうぞ!」
「お兄ちゃんテンション高すぎ…まぁ私もめっちゃ上がってるんだけどね!いっちゃん最初からぶっちぎってやんよ!お兄ちゃん難易度どーする」
「とりま一番上でいいだろ、んじゃゲームスタート!」
「あ、待って思った15倍位むずいんだが⁉︎あぶねぇたすかっ、助かってねぇ!ああ!死んだぁ……くそっ!」
「コントローラー投げんなや!何回言わせんねん!」
「ほい次椿ちゃんやってみよー」
「おいこら逃げんな」
次のゲームは紗羅の苦手なやつにしたろ
ゲーム大会の結果は一回戦シューティングゲーム勝者古明地桜!スコア二十五万四千十五(最大で四十万)
二回戦某大乱闘ゲーム勝者古明地椿!我が妹優美を完封し圧勝!流石我が義妹(本人に許可は取ってない)
三回戦某音ゲー勝者古明地桜!これはシンプルに他二人が弱かったうん
というわけでゲーム大会優勝は俺こと古明地桜!…ふつーに優美が弱いのがね…うん
「おいくそ兄貴、弱いのがね、うん、じゃねーよあんたら二人が強すぎるのいけねーんだよ!」
などと供述していますが置いといてもう午前5時なんだけど、朝ご飯どうしよ、ま無難なやつでいっか
椿ちゃんがこの家に来てから一週間、俺らは買い物に出かけていた
「おに…お姉ちゃん何買うん?」
「布団と服かなー可愛いの欲しい、今度の文化祭(3ヶ月後)私服だしねーあと椿ちゃん服欲しいでしょ」
「いいの?めっちゃくちゃ欲しい!」
かわよこれ死人出るぞ、まじでこの可愛さは犯罪だろまじで、あ、紗羅が死にかけてる
「そう言えばなんで優美おねーちゃんはお姉ちゃんのことをお兄ちゃんって呼んでんの?」
うーんすっごく今更というか、まぁ説明するか
「だって俺元男だし仕方ないよね、可愛い服とか好きなのは良く優美に着せ替え人形にされて遊ばれてたからだしね」
「このトランスジェンダーが」
「否定しにくいのやめれというか差別発言は良く無いよなぁ優美さんよぉ、叩かれるのは作者だから別にいいけどご時世的にね」
「んじゃぁ別にいいや、そんなことよりさ、お姉ちゃん、お姉ちゃんの○○を○○して○○した後に○○してもいい?」
「そんなことよりじゃないし、ばんばん放送禁止用語放つのやめようか、お前まじで色んな意味で危ねぇよ」
「優美おねーちゃこわい、控えめに言ってそんな目で見るなら今後近寄らないでまじキモい」
あーあ言っちゃったー優美死んだなこれそんな茶番をしていると目的の場所である百貨店に着いたのはいいのだが何故か優美が震えていた、なんでだよいつもウキウキで入ってくやんお前。
「バッキャローだって椿ちゃんに可愛い服をたくさん着させるのが楽しみすぎて武者震いしてるだけに決まってるだろうがよぉーお兄ちゃんさんよぉー」
「ごめん分からない」
「どぉーしてなんだよぉーお前もこっち側の人間だろうがよぉ〜」
俺は椿ちゃんにも着せたいけど今日の目的は優美を着せ替え人形にする事!その為に椿ちゃんと何気に協力関係を結んでいる!水着の時は失敗したが、今回こそ優美を着せ替え人形にする!
「ふふん、これはどうよ」
と既に服を買い終わった優美と椿ちゃんに見せつける
「お姉ちゃん次は今のパンツとさっきのパーカー合わせてみて」
「はいよぉ、ってちがーう!」
「どーしたのおも…お姉ちゃん?」
「おい椿ちゃん!今おもちゃって言いかけたよな⁉︎」
どぉーしてなんだよぉー今回こそは優美を着せ替え人形にする予定だったのに!なんで俺が着せ替え人形になってるんだよ!というか椿ちゃんもそっち側なのかよ!許さねぇ絶対に許さなぇよ!今度こそ絶対に二人を着せ替え人形にするんだぁー!
「多分無理なんだろうなぁ」
「あぁん?優美なんだ?」
「ナンデモナイデス」
まじで一回しばいたろっかな?まぁでも椿ちゃんは可愛いから許す!可愛いからね、え?なんだって?優美は可愛いくないのか?って?バッキャロー世界一可愛いに決まってんやろ!だがなそろそろ一回しばいとかないとこれからもこんな事するからな、一回しばいたろ、うんうんそれが良いよね。
「やっぱお兄ちゃんって誘い受けの適正高すぎるよね」
「誰が誘い受けだこら!と言うか心読むなし」
さっさと布団買って帰んねーと晩飯作る時間がねぇんだ
そんなこんなで帰宅だぜ!早速優美の苦手な料理を……思いつかねぇ!激辛?駄目だ誰も食べれんし作るための材料もないしうーんどーしよっかな紗羅だけが苦手な料理……うん!ないな!そもそも紗羅の苦手な料理は俺も嫌いだし、そもそも苦手な料理無いしね、まーじでどーしょっかな?読者の人いい晩御飯教えてくれー
~感想や、改善点、待っています。ついでに現在同時執筆中の別シリーズも見てってください~
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