第2話 I want to be a gangster

俺、いや私と言おうか…


私は自分の身長に絶望している…

ような、してないような。


いや、何気に周りが大きいからそう見えてただけだな

扉は3メートルぐらいあるぞ。

ちゃんとバイクも乗れるな。


私は空港を出て、空中に投影されたチュートリアルを確認する


…なるほど 大体わかった。


ここは島で結構広く、また都市も発展しているらしい

まるで日本のようだ


それで重要になってくるのが金だ。

ここは異様に物価が高い。

ホットドッグだけでも10ドルはする。


まずは金を稼がないと話にならない。

ここに来てから3日は歓迎という名の初心者割が効くのはありがたい


稼ぐ方法は3つ

まずはアルバイト 地道な方法だ

次に公務員になる 少し危険だが報酬はアルバイトより安定する

最後は犯罪行為  危険だがその分リターンが大きい


まず犯罪はだめだな、道具すらない。

次に公務員、このあと犯罪をする予定なのでパス

…と言うことで、


「すみません、アルバイトをしに来ました」

「おぉ、じゃあそこのカート1つ取っていってくれ」


ホットドッグを作って売るバイトを初める。


「よく売れる場所がいいよな…」


俺はマップを開き、目ぼしい場所を選ぶ。


ここだな


と言うことでやってきました警察署

の横の駐車場に面している大道路。


ここに店を構える

まぁカートを固定するだけなんだけどね


「えーっとホットドックの作り方は〜っと」


まずソーセージを焼いて

あらかじめ切っておいたバンズにレタスと一緒に挟む

そこにケチャップとマスタードをかければ、かんせー


まずは試食っ


「まむっ うむむう うん おいしい」


普遍的なホットドックって感じだ


「お嬢ちゃん、美味しそうだな、10個くれよ」


いきなりお客さんだ。 警察のよう


「わかったよ、ちょっとまってて」


ぱぱっとホットドッグを十個同時に作る


「おぉ、速いな」

「まぁ、これが自慢だし」

「ありがとよ、これ十個分」

「毎度あり〜」


早速所持金は100になった


「だけどホットドックだけってのも味気ないな…」


ふと前を見てみるとコンビニらしき建物が目に映る


「これだ!」


早速買い出しに出かける


今は簡単なものしか変えないがまぁ大丈夫だろう


と言うことでツナらしきものと

胡椒、チーズらしきものを買ってきた

…本当にこれはチーズなのか?


まぁいいや


早速レシピを組み立てる


1時間後…


それから順調にホットドッグは売れていき

所持金は100000にまで膨れ上がった


「ふぅ、疲れたわ」

「おーいお嬢ちゃん」

「あ、最初に買ってくれた警察の人」

「これから忙しくなりそうだからな、簡単に食べれるものをって」

「ありがと〜 何個欲しい?」

「みんなにも配りたいから100個頂戴」

「100個も!? ありがと〜」



「はいこれ百個分」 「ありがとうな、はいこれお代」

「またね〜」 「あ、そうだ、連絡先交換してもらっていい?」

「ごめんなさい、まだスマホ持ってないの」

「あ、そうなのか じゃあついでにこれで そこのコンビニでスマホ買えるでしょ」

「え、いいんですか」 「いいよ、いいよ、なぜかここスマホだけは安いし」

「じゃあ買ってきます」


「ありがとうございます」 「じゃ、連絡先交換しよ」

「お名前は?」 「俺はルーカスって名前でやってる」

「私はシャーロットです」 「じゃ、頑張ってこのゲーム慣れろよ」

「は~い、ありがとうございま~す」


「…いったか。あれどう考えても女子のメルアド狙いでゆくゆくは現実で待ち合わせするっていうタイプだよな。このゲームリリースしてから1時間もたってないのに」


はぁ、警察はやめとこうかな…


まぁ、あいつのお陰でスマホと金が浮いたし感謝はしないとな

今の所持金が110000 スケボーを買っておこう

掲示板を見てたところ金がない時はスケボーがいいらしい


ということでそこのコンビニで買ってきました。


「おぉ、速いな。若干ホバーしてるから前に傾けるだけで進むぞ」


まるで車で時間を旅行する映画のバッ◯トゥーザ◯ューチャーに出てくるやつみたい


そんな感じで過ごしていると一見の店が目に入る

いや、店じゃないな。なんて言うんだ?

廃墟?いや製作所か!


「おぉ、銃とか色々と作れるのか。こうゆうのはロマンってやつだよな

若干整備しないと使えなさそうだがな…」


上には製作所を直す材料が表示されている


「えーっと 電子機器 スクラップ プラスチック あとメカニックが一人か…」


どうやら材料に加え人まで必要なようだ

友達がいないやつからしたら中々に世知辛いゲームである


「ま、あいにく友達はいるのでね」


##########

これを見ている君🫵

そう君だよ 君にはそうゆう友達はいるかね

ちなみに私には(作者)…うん、やめよう!

##########


「ま、後で呼ぶとして… 掲示板で確認したがそうゆう素材はダストボックスに入っているらしい、ちょうどこの建物の裏にあるし漁ってみようっと」


⛏単純作業中⛏


成果発表〜 スクラップ 13 金属 5 電子機器 7 紙 13 

 銃 何かの鍵〜


最後の2つおかしかったな


銃は見るからに自動式拳銃のようだ 残弾を確認するとフルで入っていた


「こんなことがあるのか?」


次に何かの鍵を確認、鍵といったが実際鍵はついておらず車のキーみたいだ


「取りあえず押してみよう」


すると空き地の更に奥からピーピーと音が聞こえてくる

向かうと壁しかなかったがたしかにそこから音が聞こえてくる


「どういうことだ?…あぁなるほど」


そこに手を伸ばすと壁をすり抜ける どうやら光学迷彩のようだ


「おぉ、バイクじゃ〜ないか」


どうやらこのバイクじゃないか

バイクの見た目は黒と赤が混じったような色で

カスタムはされていないようだ

早速乗車〜


「おぉ説明が出てきた」

バイクにまたがると操作説明が出てくる

基本は現実のバイクとは変わらず操作でき、重要そうなのは他の機能だ。

ニトロとバリアがこれには積まれていた


「ふむふむ、ニトロはスピードを上昇 バリアは前面に防護壁か、基本装備って感じだな、じゃあ銃も逃走手段も用意したしやることはわかってるな!」


そう!コンビニ強盗だ!

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