世の中には、感動したり、悲しんだりすることができる作品がたくさんあります。
この作品も、そう。
主人公に感情移入できる、そんな作品でした。
しかし、この作品で自分が何よりも好きなのは「アツい展開」です。
カクヨムには数多くの作品がありますが、ここまでアツい作品は中々無いでしょう。
その上、主人公以外のキャラクターも非常に魅力的。
召喚獣は全員の癖が強いですが、決して要素が被ったりそれぞれを打ち消しあったりなどはしていません。
かと言って主人公の友人のキャラが薄いかと言えば、そうでもない。
友人達も全員に違う色があり、絶対に好きなキャラが1人出ることは間違いなし。
この「アツさ」と魅力的はキャラクター達は、もっと多くの人にみて欲しい。
だから、まずは一度読んでみてください。
熱中しすぎて星を忘れるということを初めて体験しました。
こんな感じなんですね。
色々な意味で強いです。主人公は勿論、召喚獣たち一人一人が強くて、個性や展開が非常に強力に生きてます。
キャラの重複がない点が魅力的なんです、ほんとに(推し選びが大変そうだけど)
各々が物語の中で力強い存在感を放ち、生き生きとした立体的なキャラクターに感じられ、ダンジョンもののテンプレ感が苦手って人でも相当読める作品だと思います。
また、主人公の優しさ、かっこよさ、覚悟の描写が非常に丁寧に描かれています。
特に召喚獣たちの目線を通して、主人公の魅力が一層際立ち、巧みな表現で、書き手にも凄く参考になります。
作者様が織りなす緻密なキャラクター描写から、自然と物語の世界へ引き込まれ、王道でいて覇道。
キャラ独自の深みがそれをより際立たせていて、ライトなテーマなのに確かな重厚感――読み応えがありますので、是非良ければ沼にハマっていってください。
唯一無二の傑作になることを心から願って、賞賛を送りたくなる作品です。