『空き地こっくりさん』

ボードゲームをクソデカい単位でやるのあるじゃないですか?

そう、ハリー・◯ッターのチェスとか。

僕らもそういうの憧れてたんですよね。

で、選んだのがこっくりさん。

フリスビー裏返して足載っけてみたいな。



地面に、棒でデカデカと五十音を書いて。

とはいえフリスビーを10円玉代わりに足でやる訳ですから、普通のこっくりさんのようにはいかず、グダグダです。結局すぐに飽きちゃって、地面の文字も消さず帰りました。


その夜夢見たんですよ。

その空き地にいつの間にか立ってて、文字の上に誰かが這いつくばっていたんです。

そしたら急に体を地面に擦り付けるように動き始めたんですよ。


「あれで十円玉のつもりなんだよねぇw」


って声が後ろから来て、とっさに思い浮かんだのって「見つかった」って感覚なんですよね。起きたの早朝で、急いで空き地行って痕跡消そうとしたんですけど、慌てすぎて何故か這いつくばってゴミ拾いしてたっていうw



暗裏/花豆/Hayato/どす恋!ケツ毛大明神

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