第6話 ノーマン伯の苦悩
まずいことになった。
あれは、あの娘は決して人前に出してはな
らない。
もしも真実が露見すれば、
大変なことになる。
はぁ…母親のいない寂しさを埋める為に、
欲しいものはなんでも与えてきた。
甘やかしすぎたのか
寂しさを感じていたのは私も同じだった。
私は妻を心から愛していた
妻はあの女を憎んでいた。
亡くなるそのときまで……
最後の願いだと言われて私は━━
取り返しのつかない過ちを犯してしまった。
妻が亡くなった事がショックで、
どうしようもない怒りの矛先を向けてしまった
後戻りはできない
だが、まだ知られる訳にはいかない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます