第2話 天使との出会い

やっとテストが終わった。俺はコンビニによって友達のケンタと話していた。

  俺「今回やばそうだな…」

ケンタ「まぁ大丈夫っしょ」

と話していたが俺はとても不安だ。前回のテストも赤点だったから今回だけはいい結果になってほしい。

それから1週間がたったある日テストが返された。俺はそのテストを見て絶望した。用紙の右上には赤ペンで38と、書いてあった。最悪だ…

今はもう野球のことよりテストのことだけが頭にある。

「なんでなんで…」

と、頭の中で叫んでいた。そうするうちに家に着いてしまった。そので待っているのは「母」だ。テストを渡したすると、

「あんた赤点何回目!いい点取るまで野球はもうやらせない!」

と、俺にとって1番の楽しみを泣かされた。悔しくて家出してやった。ストレスを無くすために野球場に向かった。いつも通りの道の角を曲がるとそこはとても眩しかった。

「トラタよ」

聞き慣れない若い女の人のような声がした。気になって、眩しくて開けられなかった目をこじ開けた。するとそこには天使のような人がいた。

「トラタお前は野球がしたいのか?」

そう聞かれたが当たり前だ。はい、と即答した。天使はすぐに、

「なら天国で行われる天国野球大会にでてみないか、私たちのチームにあと1人必要なんだ」

そう言われた。俺の目はとても輝いていた。

天ならテストなんか忘れて野球が出来る!俺はそう思っていた。出たいです、と言うと天使は続けて言った、

「だかこれには条件がある。トラタは優勝するまではこの世界に帰れない」

俺は少し迷っただがさっきの出来事を思い出した。こんな世界嫌だ!と思い天使に、

「分かった!俺試合でます!」

と言ってしまった。すると、周りがもっと眩しくなり急激に上に上がって行った。頑張るぞと、気合いを入れた。

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