第9話 金運


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ゴリラは、ヴォルトがいること、そしていまさっき蒸発したことなど梅雨知らず、宿屋で寝ていた。

魔王軍の幹部は、全部で4人おり、今の所シュルシュルは仲間に、ヴォルトは蒸発、あと幹部は2人となった。

魔王軍は、将軍の魔王がトップに立ち、その下に魔王の右腕の四天王、その下に幹部。

その下にはゲレゲレ魔人のような、下っ端で構成されている。

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ゴリラとシュルシュルは眠っていても暇になったので魔王城に向かうことにした。

ゴリラとシュルシュルは、

カラアゲ砂漠を歩いていた。

すると、そこらへんのサボテンの影から、上級メカアルティメットゲレゲレ魔人が現れた!

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説明しよう!!

上級メカアルティメットゲレゲレ魔人とは!!!!

ゲレゲレ魔人は、魔人のランクの1番下にいる、下級魔人だった、その上は中級魔人、上級魔人、特級魔人とある。

だが!!!!!ゲレゲレ魔人は魔王城での三途の川が見えかけるほどの修行の末、下級から上級にランクアップしたのだ!!!

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ゲレゲレ魔人は、ギャクラスビーストベッレリングショードロアという、当たったら何度も生き返ったゲレゲレ魔人でも流石に死ぬ(多分)魔法を撃った!!!

だがシュルシュルの舌を音速で回す『スレイサー・ファン』の前に、吹き返され、ゲレゲレ魔人は消滅した(多分)。

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ゴリラと、シュルシュルは、砂漠でぶっ通しで歩いていたので、疲れて途中のオアシスに泊まることにした。

オアシスの街には、たくさんの人々がいて、ためしにシュルシュルは、道端に座っていた占い師に話しかけてみた。

「シュルシュルシュルシュルシューシル?」

すると占い師は、

「ウケケェーッ!あんたら勇者の一味か!ケゲェーッ!あんたらは今まで魔王軍魔の手をなんとか逃れていたようだが、それももうおしまいだァッ!

魔王軍が本気をだしたのさ!

この街であんたらは死ぬことになるだろうねェーッ!」

ゴリラとシュルシュルは、人間語はわからないので、なんて言っているのかはわからなかった。

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ゴリラとシュルシュルは、もう日も暮れてきたので、寝ていた。朝目が覚めると、ゴリラは枕がなにかゴツゴツとしたものにすり替わっていることに気がついた。

よく見てみると、なんと700億バナナ円(日本円で63円)相当の金塊が置いてあった。

「ウッホォーーーーーーッ!!!」

ところでシュルシュルはひどい頭痛がした。ゴリラは、シュルシュルを連れて、質屋で売った。

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