第8話 暗礁
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ある月明かりが辺りを照らすような夜。
まるで冬の季節風のように颯爽と馬に乗って駆け抜けるものが1人、夜の宵闇に風穴を開けるのかというような素早さだ。
彼は月明りをも吸い込むかのような深い深い樹海に入って行った。
樹海を渡りきり、カリントウの街についた彼は、どうやらキリンのようだ。
馬からサッと飛び降り言った、
「ゲレゲレ魔人は死亡、(多分)シュルシュルは勇者に取り込まれてしまった。
まあよい、やつは幹部の中でも最弱、この、ヴォルト=ヴィンスレイル=カッコイインデス、略してヴォルトが、魔王様のために必ずや忌まわしき勇者めを始末して差し上げましょう!」
そうヴォルトは高笑いし、やみ夜に消えていったのだった.....
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ゴリラとシュルシュルの2人は、カリントウの街に着いた。
シュルシュルが宿屋に泊まりたいと言ったので、泊まることになった。
2人は旅の疲れからか、ぐっすりと眠ってしまった。
そして宿部屋の天井裏には、魔王軍の幹部のヴォルトが潜んでいた。
「この魔王軍最強のヴォルト様が忌々しい勇者どもを殺し、魔王様のお役に立ちますぞ!」
と叫び、天井の穴から、ゴリラたちを覗いた。
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⦅第1の攻撃!!⦆
ゴリラは、あんぐりと口を開けてぐっすり眠っていた。
ヴォルトは、黒い服のポケットから、小さな瓶を取り出した。
「こいつは塩化ナトリウム一酸化ニ水素化合物という危険な薬物だ、こいつを穴から垂らしてあのデカい口に垂らしてやる。」
さっきから独り言の多いヴォルトは、言った通りに、そうした。ゴリラの口まで、水滴が垂れていき、もう口に入る!!
そんな時にヴォルトは頬杖をついている腕のそばにカメムシがいるのに気がついた。
「うわあああああおああああああああああぎゃああああああうああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!」
ヴォルトは絶叫し転げ回った。
一方その影響でゴリラは寝返りを打ち、塩化ナトリウム一酸化炭素化合物は外れた。
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⦅第2の攻撃!!⦆
ヴォルトはまたポケットから何かを取り出した、それはバナナのようだが、皮を剥いた3秒たつと爆裂する、バナナ爆弾だった。
それを紐でぐるぐる巻きにして、ゴリラの枕元に落とした、
2時間後...
目覚めたゴリラは、お腹がすいていたのでゴリラは何故か枕元にあったバナナを食べようとした、すると、シュルシュル横にいたシュルシュルが、
「シュルシュルシューシルシュルシュルシュルシュル。」
「ウホウウホホウホウウホウホウウホホウホウウホウホゥ?」
ゴリラはカメムシがバナナについてたと言うことを聞いて、ゴリラはバナナ爆弾を窓に投げ捨てた、そこにはヴォルトが停めていた馬がいて馬は爆裂して
ぶっとんでしまった。
「うわああおああああああああああああがやあああああああああうあわあああわおおわあああッッ!!!!」
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⦅第3の攻撃!!⦆
馬を魔王軍お得意のメカにした後、ヴォルトは、ただ単に戦って倒そうとした。
ゴリラの宿部屋に直接押し入り、ギザギザに切り刻むギザリスという呪文を唱えた!
だが、ゴリラはおらず、飯を食いにいっていた。
飯屋に押し入ったヴォルトは、ふにゃふにゃにするホニョロスという呪文を唱えた!
だがそこにはゴリラはおらず、店がふにゃふにゃになってしまった。
銭湯行ったらしいゴリラを追い、銭湯に、直撃したら1000000000000度(一兆度)の炎と-276度の吹雪と700000ボルトの雷撃を浴びせる究極魔法、『ファイガヒャドサンダーボルトスプリットリヴァイア』を撃った!!
ゴリラはいたが、ゴリラには避けられ、奥にあった大きな鏡に魔法が跳ね返ってヴォルトに直撃し、ヴォルトは蒸発した。
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