閑話 作者の考察と説明(無理やり)後

④計画について。④計画は1939年からの計画である。

アメリカが第2次ヴィンソン案を取りやめ新ヴィンソン案を採用したことに対応して一年早く計画された

。艦艇予算は12億で前計画の1.5倍。史実では大和型2隻(信濃、第111号艦)他、大鳳型1隻の3億6千万が主力艦に使われた。

これは雲龍型9隻分である(本世界線で大鳳型は棄却された。理由は建造に時間がかかることと単価が高いためである)。

また十勝型や阿賀野型についてはまあこちらも量産性が高いので残る予算をやりくりすれば③、④計画で相当数建造できる…はずである。


⑤計画について。⑤計画は1942年からの計画である。

史実では改大和型、超大和型、G14などの実現したらさぞ楽しそうな計画だけで終わった艦がたくさん予定されていた。

これは概算で主力艦だけで18億は優に超える(改、超大和型は船体は大和型と変わらないので単価は1億5000万ほど、G14は大鳳の1.7倍の排水量、同レベルのアメリカのミッドウェー級は一億ドル(当時の円換算でなので4億3千万)なので単価は4億5千万ほど)それぞれ3隻計画されているので)はずと思われる。

当然、日本の国力では完了するのは1940年代後半でそんな長いと戦争終わってる。史実ではミッドウェー海戦敗北の影響で改⑤計画になり改大鳳型が5隻、雲龍型が13隻も発注されるはめになった。

その時の雲龍型の単価は8000万なので13隻で10億ちょっと、改大鳳型は単価が1億1000万ほどなので5隻で5億5千万となり、計16億と案外変わってない。

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