設定資料にならないためには。
設定を小出しに、こまめに出していきましょう。
久しぶりに書きたいことができたので、書いて行こうと思います。
小説を書くとき、「設定資料集じゃん」という感想を言われる方がたびたび見受けられるので、何でそうなってしまうのかを考えてみました。
言ってしまうと、そういう方って、最初に色々出しすぎなんですよね。
異世界ファンタジーとかだと特にそうなんですけど、一から世界を創造するもんだから、世界の名前とか、神の名前とか、オリジナルの造語とかがめちゃくちゃ多いです。こだわればこだわるほど、オリジナルの言葉は増えていきます。
分からないからダメ、というわけではないです。ただ、いきなり情報が多すぎると読む方もわけがわかりません。
いきなり設定を大量に出してもほとんど覚えられないし、何だったらわからない単語が出てくるたび、最初にどこに出てきたかを探すことになります。もはや辞書です。
これでは、いけませんね。伏線を改めて読み直すならともかく、物語の理解をするうえでいちいち進むのは、小説としてはよろしくない。
なので、戻らなくても言葉の意味をちゃんと分かるように配慮してあげる必要があります。読者に対する優しさを持ちましょう。
勉強もそうですが、小説で出て来る固有の単語とか、読み方って、基本忘れます。なので、必要に応じてこまめに出してあげましょう。読み方が特殊な場合は、必ず最初でもいいからルビを振ること。
一般的な読みならまだいいんですけどね。私の場合、漢字の名前で普通じゃない読みの人が結構いるので……。
あんまり最初からガンガン入れるの良いですが、こまめに振り返ることができるようにはしておくといいですね。
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