第19話

ルシファーが帰ったから、お昼ご飯を作ることにしたらみんなが話しかけてきた。

光「わざわざ怒ってくれてありがとね。」

私「いや別に大したことはしてないよ。」

桜「光が勇者は置いておいて、なんで悪魔の加護の権能を知っていたの?」

私「さあなんでだろうね。」

珠「隠し事なんて珍しい。」

私「そんな事よりお願いするの忘れた。」

ル『安心せい。ちゃんとやっておいた。』

私「念話か。有難う。」

樹「そんな事よりご飯まだ?」

私「今から作るから待ってて。邪魔はしないでね。」

四人「はい。」

ちなみにディアは、見張りをしてくれている。今日のお昼ご飯

一品目:うどん

うどん1400g

水をボールに適量

氷も適量

黄身6個

ネギひとつかみ

もみのりひとつかみ

だしつゆ350㎖調整

わさびちょこっと

作り方

1:うどんを鍋で、3分ぐらい温める。

2:ザルにうどんと氷を適当に入れて、ボールに水をはって冷たくなるまで、洗う。

3:冷たくなったら、麺を水きって器に入れ、黄身だけを真ん中に落とし、ネギ、もみのり、散らす。

4:だしつゆとわさびを適量入れる。完成。

2品目:冷奴

材料

豆腐700g

生姜適量

ネギ適量

醤油適量

作り方

1:豆腐をお皿に乗せ、お湯をかけたら水で濯ぐ。

2:ネギと生姜を乗せる。

3:醤油をかける。完成。

私「みんなできたよ。」

五人「はい。」

光「あのスライムは待たなくていいの?」

私「もう来るよ。」

珠「分かるの?」

桜「そういえば、気配察知のスキルもってたね。」

樹「すげぇ。本当だ。もう見えてきた。」

私「とりあえず食べながら待ってようか。」

デ「それは良いのですが、魔裟様、彼の者にも名前を与えたほうが良いのでは?」

私「それは裏切り防止ということ?」

デ「そうです。そしていざというときのための盾としても役立つかと考えます。」

私「盾?」

デ「はい。私いえ僕のように使役されている存在は、使役しているものが死んでも開放されないのです。そして別の人が使役している物の名前を言った後命令をすると、使役されているものは従わなくてはならないのです。自分一番のように聞こえるかもしれませんが、魔裟様の身柄も考えたうえでの発言です。」

私「確かに、ディアを他者に使われたくは無いな。今夜一緒に寝ようか。」

話をしていたら、スライムが帰ってきた。

火「只今戻りました。スライムは連れて行くことが出来そうです。」

私「分かった。ご飯食べちゃいな。」

因みに私達はもう食べ終わっている。そして三分もしない内にスライムが食べ終わった。

火「ごちそうさまでした。」

私「名前あげるよ。」

火「名前ですか。喜んで頂きたいと思います。」

私「じゃあ今から君は、レイだ。」

レ「有難うございます。ではこれからは、レイを名乗らせていただきます。」

そして私とレイの間に、新しく繋がりが生まれた。」

私「とりあえず今日は五十五階層まで行きたいかな。」

光「二日で、六十階層まで攻略するの?」

私「うん。六十階層が終わったら、少しのんびりしようか。」

珠「分かった。次があの戦闘種族か。」

桜「これ以上仲間を増やさないでね。」

私「少なくとも、今のところは増やすつもり無いよ。」

樹「ところで、宝物庫から盗んできたこの武器は、手入れしなくてもいいのか?」

私「しなくて良いんじゃない。私が手に入れた新スキル試してみる?」

桜「新スキルって「鑑定」だっけ?」

私「うん。まだ一度も使ってない。」

光「じゃあここで試してみようか。」

私「分かった。やってみる。」

そう言って私は、「鑑定」を発動させる。結果

武器:宝刀梅花〚伝説級〛

性能:・所持者飛道具無効・身体能力増強・治癒能力増強・再生能力増強・防御貫通・梅之盾・不壊・同族特攻【1.5倍】・異種族特攻【1.3倍】

武器:樹剣木柳〚伝説級〛

性能:・武器転換樹杖・身体能力増強・敵生体弱体化・所持者弱体化無効・大自然之覇気・霊視確認・魔法効果増強・魔法切断・不壊

武器:天弓心星〚伝説級〛

性能:・所持者耐性増強・身体能力増強・絶対的中・治癒付与・再生付与・防御貫通・矢生成・不壊

武器:呪刀無月〚伝説級〛

性能:・所持者攻撃力増強・所持者防御力増強・治癒能力増強・再生能力増強・神聖力吸収・魔力吸収・魔力放出・神聖力放出・全種族特攻【1.3倍】・刃抜き・不壊

武器:守盾不通〚伝説級〛

性能:・身体能力増強・防御力増強・防御力向上・宝剣黄竜所持中防御力増強・貫通無効・不壊

武器:宝剣黄竜〚伝説級〛

性能:・身体能力増強・守盾不通所持中攻撃力増強・武具破壊・不壊

武器:神剣正義〚伝説級〛

性能:・身体能力増強・神聖能力増強・勇者所持中効果増強・仲間治癒・魔族特攻・魔物特攻・上限値開放・神聖覇気・不壊

増強と向上の違いは、所持者か武器かの違いだ。

私「こんな感じだよ。」

桜「そっか普段は一本しか使ってないけど、魔裟は二本持ってたね。」

光「また勇者関係か。」

樹「にしても勇者なんだったらあまり倒さないほうが良くない?」

珠「そうだね。けど良いんじゃない?」

私「最終的に苦労するのはルシファーだからね。」

デ「「鑑定」は伝説級のスキルですよ。」

レ「持つことすらできないと思われているスキルのうちの一つですね。」

私「有るものは有る内に有効活用しないとだめだよ。」

レ「下位互換の解析鑑定ならまだ納得できますが、伝説級のスキルとなると信じ難い。」

光「そろそろ五十階層行こうか。」


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