第17話

十二時過ぎに寝て朝起きたのが六時三十分だった。とりあえず朝ご飯を作ろうと思って起き上がると、縛って繋いでいたディアを忘れていて、起こしてしまった。

デ「おはようございます。」

私「うんおはよう。朝ご飯は、何が良い?」

デ「必要ないや水だけという回答は望まれていないとなると、やはり魚ですね。」

私「うん分かった。じゃあ和食でいっか。」

デ「なにか手伝いましょうか?」

私「一応念の為周りを見てて。なにか異変があったらすぐ知らせること。」

デ「承知いたしました。」

そう言ってディアは周りが見やすい位置に陣取り座った。さて今日の朝ご飯は

一品目:鮭の塩焼き

材料

さけ5切れ

塩コショウ各少々

油適量

作り方

1:フライパンに油をひいて、鮭を焼く。

2:焼き目がついたら、ひっくり返して塩コショウをする。

3:蓋をして3分程度中火で焼く。完成。

二品目:味噌汁

材料

スライス人参2本と半分

玉ねぎスライス2玉

スライス大根適量

じゃがいもイチョウ切り中1個

にんにくすりおろし2個

しょうが1個

適当な野菜適量

ごま油大匙1杯

胡椒少々

バター適量

味噌大匙1杯

水200~300ml

作り方

1:野菜類を全部と胡椒、胡麻油を入れて炒める。

2:少し炒めたらバターを入れて30秒位炒める。

3:水を入れる。

4:中火で具材が柔くなるまで煮込む。そして味噌を入れる。完成。

3品目:卵焼き

材料

水小さじ3

マヨネーズ小さじ1

卵2個

砂糖小さじ2

塩小さじ1/3

醤油少量

油適量

作り方

1:ボウルに水とマヨネーズを入れてよく混ぜておく

2:卵を割り入れ泡立たない様に白身を切るように混ぜる

3:調味料を全て投入してよく混ぜておく

4:小さめの卵焼き器で火は常に中火。油をしいて箸先に付けた卵液がジュッと鳴ったら少量ずつ投入

5:奥から手前に巻くを細かく繰り返す。膨らんできた部分は菜箸で潰す。

6:巻き終わったら火を消して3分程予熱で火を通す。完成。

この世界、過去にも何度か異世界人を呼び出しているらしく、その異世界人がお米をばんばん広めてくれたおかげで、かなり質の高いお米がある。

私「ディア朝ご飯できたよ。みんなも朝ご飯できたから起きる。」

桜「おはよう。」

光「おはよう。今日の朝ご飯は、日本風か。」

珠「おはよう。そうだったね、今日からディアモご飯を食べるのか。」

樹「おはよう。まだ7時前だよ。」

デ「皆様おはようございます。さて魔裟様に言われた通りステータスを書き写しておいたのをいまお見せいたします。皆様がたには、敵わないかと思います。」

ディア

HP;1452600

MP;142500

力;B

素早さ;B

精霊魔法【風】;S

風凪魔法;A

森を進む者;ー

気闘法;D

算術;B

弓術;A

種族特性

ウィンドキュア

耐性

自然無効

物理耐性;A

回復

MP自動回復;A

HP自動回復;A

私「初期の私達が出会っていたら間違いなく勝てなかっただろうね。」

桜「完全に奥の手を切るしかなかったかもしれない。」

光「風凪魔法は、使えないのではなかったの?」

デ「はい。名前をもらい、本体と合成した結果得ることができました。」

珠「最初からDランク。」

樹「俺らほぼDランクスタートだったから、よくわからないな。」

デ「かなりすごいことですよ。一般人は、基本Fランクですから。」

私「じゃあスケルトンアーチャーが脅威だったりするの?」

デ「一対一の状態で向き合ってしまいかつ相手の初撃があたってしまえば負けは確実です。まあそうならないための兵士でしょう。彼らは隊長クラスは、スキルは全てCランクですから。」

私「そろそろご飯食べようか。」

光「冷めちゃうからね。」

六人「いただきます。」

どの料理もみんな美味しそうに食べてくれる。変なものを作ってみようかな?

光「食べられるにしても、変なものは作らないでほしいな。」

私「えっ何が。変なものなんて作るわけ無いでしょう。」

                     《十分後》

六人「ごちそうさまでした。」

デ「非常に美味でした。これから毎日食べられるのですか?」

私「私はそのつもりだったけどいらない?」

デ「いえ食べさせていただきます。」

私「分かった。ここから先はどういう場所か分かる?」

デ「この間見た通りここからはスライムエリアとなります。普通のスライムだけでなく属性スライムと状態異常特化のスライムがいます。物理攻撃はほぼ効かず、同属性や同じ状態異常は無意味です。」

私「意識というか、自我というかはもってるの?」

デ「もっておりません。本能のままに食らいつくす迷惑極まりない連中です。」

私「もし自我を持ったら?」

デ「危険極まりないものの完成ですね。Aランク程度であれば良いなという希望を持ちます。」

私「分かった有難う。後四階層だからすぐに攻略しよう。」

光「そしたら次が、牛頭族とかとの戦い。」

珠「最低でもAランク。」

樹「それが八千体だっけ?」

桜「厄介だね。」

デ「厄介で済むのですか?」

私「なんとかするしか無いよ。それより先にスライムだ。」

光「そうだね。ここから先も臨機応変に対応していこう。」

珠「じゃあそろそろ入るよ。」

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