第9話 新たなる住まい、食事
光の王との戦いを終え…だらけてた。
俺は異世界に来てから、まともな場所で寝たことがない。
だから…今日こそ…家を作る!!!
幸いここは森林だ。
材料はいくらでもある。
【魔力武器:風】【加工ナイフ】
シュバババババババババ
木の杭
柱
扉
窓枠
床材
壁
に加工していく。
「ふぅ…一仕事した〜」
だが、組み立てるという仕事がまだ残っている。
〇ンダムプラモデルの要領で組み立てていく。
~2時間後~
ポ〇ンと一軒家によくありそうな、マイク〇でよく作りそうな
高床倉庫の家ヴァージョンができた。
と言っても高床倉庫並みに床が高いわけじゃない。
浮いてるのは地面からたったの10㎝!
誰でも入れるようにおじいちゃん精神で作ったぜ。
(ね、ルぺル)
『…この世界の住人は最低でも160年は生きるのでその精神はいらないかと…』
(いやいや、ルぺルさん冗談きついっすよ、さすがにねぇ?)
『…この世界では魔力1につき1年寿命が加算されるようになっています。
そして、この世界では寿命は必ず絶対数値として100と定められています。
そこに魔力による寿命が加算されていきます。』
(マジですか…?え?まって、俺の寿命は?)
『…最低でも5700年以上はあるかと…』
(おいおいマジかよ…そんなに生きてたって辛くね…?)
さて、お話はこれくらいにして、マイホームを見ようじゃないか!
家を見渡す。一部屋しかないのだとても狭い。
6畳ほどの大きさ、一人暮らしにもってこいだぜ。
少ししてから違和感を感じる。
違和感に気づいたときは焦った。
「窓がねぇ!」
ガラスをどう作れと…?
『はぁ…土魔法で砂を作り燃やせばいいじゃないですか…』
(あ、その手があった!)
土魔法で砂を作る。
燃やす。
土魔法で型を作り、溶けた砂を流し込む。
出来た!
さらにもう一つの違和感に気付いた。
窓枠にハマらねぇ!
…【魔力武器︰火】炎剣
ガラスが窓枠にハマるよう、スパスパ切る
〜2分後〜
ハマった。
軽くハマった。
それはもうスポッと、
(外れないか心配だ。少し叩いてみよう。)
グギッ…キィィィ…ボトッ
叩く前に壊れるとは…
…どうしろと?
『ガラスの作り方を間違えています。出来るだけ不純物を取り除き、さらに外れないよう加工しないといけません。』
(なるほど…そうでしたか…)
不純物を取り除いたガラスを15分ほどで作る。
ハマっても外れないよう加工した。
これでいい、完成だ。
そして、やっと俺のマイホームが出来上がった。
と、言いたいがまだ家具がない!
なので家具を作っていこう!
家を作った俺には余裕で、できるはずだ!
まずはテーブル、洋風の丸で足がクネッとしていて、足が4本あるテーブルを作っていく。
かっこよく出来た。
もちろん木で作っている。
こだわりだ。
そこに土魔法で金箔の装飾。
かなり
テーブルのサイズはかろうじて一人が食事できるようなサイズだ。
「次は椅子をっと…あれ、ベッド入るか…?」
『床をくり抜き椅子を床に収納できるようにするのはどうでしょうか?』
(なるほど、作り方教えて〜)
〜30分後〜
完成した。
でもね、重大なことを思い出したんだ。
(ベッドの綿どうすんだ…?)
『魔法ではどうにもなりませんね…』
(マイク◯のノリで羊狩りかな…?)
近くのダンジョン地獄の灰に入る。
堕天のスラムが居たダンジョンだ。
『メッメエェェェェ』
遠目からでもわかるほどデカい
羊だが
目は三つあり
羊毛は燃えている。
「さて、いっちょ狩りますかね」
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