第6話 魔晶石

ファイアファングの肉はなくなっていたが、皮の中に一つ光るものがあった。

「なんだ?あれ…」

俺は『それ』に近づく。『それ』は石だということがすぐに分かった

光り輝く石

だが、魔物の体の中にあった物だ。安心はできない。

こういう時こそ、あの異世界Googl〇先生に任せよう。

スキル発動

『鑑定』

魔晶石

魔力の籠もった石。

商店で良い値で売れる。

主に魔物からドロップする。

魔道具に使われる。

「今は使わないな…」

そういえば…前みたいにステータスってどう見るんだ…

ここは、ライトノベルお決まりの言葉だな、多分。

『ステータスオープン』

ブォン

水晶版が浮かび上がる。

~~~~~~~~~

名 ハルト イカミ

年 17

レベル 278

体力 27800

腕力 2780

防御 2780

速さ 2780

持久 556

魔力 4913/5560

スキル 悪魔食いLv2 堕天化Lv2 探索Lv2 闇入り 気配消去 鑑定Lv4 自己再生 火魔法強化(大) 魔法強化(中) スキル習得速度UP(中)  

食べた悪魔 堕天のクラム

食べた魔物ファイアファング

レベル×100=体力

レベル×10=腕力、防御、速さ

レベル×2=持久

レベル×20=魔力

魔法資質=2500

〜〜〜〜〜

「おぉ!?結構強くなってね!?」

(てか…スキルにレベルあったんだ…)

俺はさっそくレベルの上がったスキル、習得したスキルに鑑定をかけていく

スキル発動

『鑑定』

悪魔食いLv2

悪魔ではなく魔物も食べれるようになった。

悪魔食いと堕天化は比例してLvが上がる。

常時発動型

(前と違うのは魔物食えるようになったくらいか、、、ん?俺死んでた可能性あるくね?怖っ)

スキル発動

『鑑定』

堕天化Lv2

悪魔、魔物の力を引き出せる時間が増えた。

5分×20=100分

悪魔食いと堕天化は比例してLvが上がる。

任意発動型

(変身時間が二倍に増えたのは嬉しいな)

スキル発動

『鑑定』

探索

探索範囲が広がった

半径1km

任意発動型

(え…?範囲広くなりすぎでは…?強くなるに越したことはないけど…)

スキル発動

『鑑定』

鑑定Lv4

より詳しく、画像から動画、異世界から現世の事まで全部お任せあれ!

任意発動型

(鑑定って…人格持ってね…?まぁ次ぎだ次!)

何も見なかったことにし、

スキル発動

『鑑定』

火魔法強化(大)

その名の通り火魔法の威力を上げる。

数字で表すと

1の火力に3億の火力を追加している

常時発動型

「は?はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」

(なんでそんな威力上がるんだよ!?ま、まぁこ、これがこの世界の普通…普通?だよな…?次、次行こ!)

スキル発動

『鑑定』

魔法強化(中)

その名の通り魔力、魔力精密操作、魔法威力を上昇させる。

常時発動型

(ん?え?火魔法使ったからやばいことになるくね…?鑑定さん教えてください)

スキル発動

『鑑定』

あなたの火魔法の威力は

(2500+3億)×1000=3000億250万

となります。

この場合だと

(魔法資質+属性強化スキル)×魔法強化

という計算になります。

(そ、それはどれくらいの威力なんだい?)

スキル発動

『鑑定』

魔王50体が最強魔法を一斉発射したくらいの威力です。

(ま、魔王ってどれくらい強いの?)

スキル発動

『鑑定』

Sランクの魔物1億体くらいの強さです。

(俺が弱小火魔法撃ったら魔王はどうなる?)

スキル発動

『鑑定』

即死

いや、さすがにないない。

スキル発動

『鑑定』

即死

「なんでだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!」

俺の絶叫は洞窟にこだまするのだった。

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