第3話 お尻で飛べそうな西園寺




私は切替きりかえ 世杉よすぎ。毎回自己紹介するの飽きたから省略!

そして今、私は猛烈に怒っている。なんでかって言うとね……



ー回想ー



「なぁ美麗、放課後二人でカラオケ行かね?」


私が廊下を歩いていると、そんな声が聞こえてきた。声の方を向けば学校一の美少女、可愛かわい 美麗みれいちゃんに話しかける不良系イケメン、西園寺さいおんじ 池面いけめんがいた。


「放課後は予定があるので。では失礼します」


バッサリ切っていた。

西園寺は断られるや否やこちらに向かってきて、顎クイしながら私にこう言った。


「放課後一緒に遊ばね?名前なんだっけ?あぁ、寄木よせぎだっけ」


名前間違ってるしそんな相手と遊ぶなんて絶対嫌。

私は顎クイしている手を振り払った。


そのまま早足で歩いてからふと振り返ってみると、他の女の子の腰に手を回して口説いていた。

最っ低!絶対ハ○撮りとかしてるじゃん!ヤリ○ンだ!キモっ!

私は走って逃げた。ああ言うのには引っかからないようにしないと。


ーあとがきー

世杉はむっつりで割とそう言うことには詳しいです。

あと、本人は自覚ないけど学校の美少女ランキングで上から10番目には入れるくらい顔が整ってます(裏設定嘔吐)。

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