第2話立ち直るとかもうそうゆうのないよね

朝起きても動画は送られたままで、冗談とかでは無いようだ

「とりあえず学校は行かないと...あいつの家に寄ってから行くか」

学校へ行く準備をして下に降りると母さんと妹と姉がいた。父さんはもう仕事に行ったか。

「おはよう翔。あんた今日いつもより遅かったわね、起こしに行こうとしちゃ...あんたなんかあった?」

お母さんがこっちを見ながら心配そうにそう言って姉と妹もこっちを見て心配そうな顔をしていた

「ほんとだ、あんた顔やばいよ今にも死にそうな顔してる」

「やばいよ、お兄ちゃんもうこのままいなくなっちゃうような顔してるよ?なんかあった?」


あーーーこれ正直に言うか?言った方が楽だよな

「あーーうん。ちょっと浮気されてその動画を送られた...的な?まぁとりあえず大丈夫だよ。心配かけてごめん」

そう言うと3人はすごい顔で

「はぁーー!?!?!?」

「うわぁ!!なんだよもうびっくりしたな、大声出すなって」

「そりゃああんた大声も出すでしょ!!!あんたそれ大丈夫なわけないじゃない!!顔色どんどん悪くなってきてるし、倒れそうな顔してるわよ?

もう今日は休みなさい、お母さんから連絡しとくから」

「だいじょう「いいから!」はい...」

言わない方がよかったこれ変に心配かけちゃったな。てか俺顔色悪いの?

「あの女私から弟を奪っといてそんなことをしたのね。これはもう...わかってるわね、鈴音」

「もちろんだよお姉ちゃん。任せて」

なんか怖い会話してるんだけど

「お姉ちゃんと鈴音は一旦落ち着いて俺らの問題だからとりあえず話してみるよ。話す気向こうはないらしいけど」

「もうそんなこといってまた傷つくようなこと言われたらあんたほんとにどうなるかわからないわよ?」

「そうだよお兄ちゃん。なんかあったらもうほんとにあの人に何するか分からないよ!」

逆に俺が脅されてるような感じに聞こえるなこれ

そんな会話をしていると母さんから「連絡しておいたからとりあえず休んでなさい」と言われ部屋に押し戻された。

とりあえず制服を脱いでベットに横になり自分の好きな動画を見ることにした。そうしているうちにどんどん眠気が来て寝てしまった。







「う〜ん、寝過ぎたかこれ。え?」

目を覚ましたら見知らぬ暗い部屋にいた

周りには机に椅子など普通の部屋だ

「部屋で寝落ちしたら知らない部屋に飛ばされた件について、的な?いや、おかしいだろ。なんだこれ」

そんなことを呟いてるとドアからノックされて部屋が開かれた。入ってきた人は30代くらいの男性だった

「あ、起きてたんだおはよう早速なんだけどさ」

そう言って僕の方に寄ってきてこう言った

「君NTRでしょ」




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NTRされた男達の物語 んちょ @raibu12109

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