第50話
さて、かなり酔っている。
自慢話をしていないだろうか?
そういう自分への不信感を抱いて、前の文章を読み返す。
一応、事実だ。
事実だが、こんな、他人にはどうでもいい、自分のごくわずかな勝る部分を書くこと自体が自慢だと分かった。
カタチにするって、大事だなぁ・・・。
これらの文章は、私自身への罰として、消さずに残そう。
昨夜、ユキに図々しいメールを送った理由がわかりましたよ。
結局、劣等感しかない私は、うつくしいひとに認めてもらいたいんだ。
これじゃ、駄目だね。
ささ、修行修行!
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