第2話 猫耳メイドミカちゃん

入って1秒で驚きだ。

可愛い女の子が猫耳つけてメイド服着てるんだから!


「なんだここ…可愛い女の子ばっかりだ…」

「やだ〜可愛いだなんて、ご主人様ってば!」


うおっ!?

俺、女の子と話してる!?

学生時代は非モテ陰キャで、女子と目を合わせて話せなかった俺が!


「えっと…席空いてますか?」

「うん!ご主人様の席に案内するね!」

メイドさんは俺を席まで案内する。


「本日、ご主人様にご奉仕いたしますミカで〜す♡よろしくお願いしますっ♡」


うおぉっ!?可愛い!


「じゃあ、このチョコバナナパフェで…」

「は〜い♡今持ってくるね〜♡」


ウホッ。

ヤバい、好きになってしまうではないか。


「お待たせ〜♡」

「待ってたよ〜♡」


ミカちゃんが作ったチョコバナナパフェだ〜!

うっひょ〜!めっちゃうまそ〜!


「いっただきまーす!」

「あ、待って!」

「?」


「パフェがおいしくなる魔法の呪文をかけてあげるね!」

「魔法の呪文?」


「それじゃいっくよ〜!おいしくなぁれ、萌え萌えキュン♡」

「萌え萌えキュ〜ン!」


「これでおいしくなったよ♡」

「ホントだぁ♡うま〜い♡」


この時点で俺はすっかりミカちゃんの虜になっていた。

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