カクヨムコンテスト10情報まとめ(随時追記)

 カクヨムコンテスト10の詳細が発表されました。長編のジャンルについての大きな変更点は下記のとおりです。

※特別賞まで比べるときりがないので、省略します。


※公式発表はこちら

https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon10_announcement



・異世界ファンタジーが「異世界冒険部門」と「異世界ライフ部門」に分割

・魔法のiらんど(現代恋愛)部門の新設

・ファンタジー恋愛部門の新設



 順にジャンルの規定を見ていきます。公式からの抜粋です。



■異世界ファンタジー


前回

異世界ファンタジー

→現実ではない異世界を物語の舞台にした、広義のファンタジー小説


今回

異世界冒険部門

→ファンタジー世界で冒険したり、敵と戦ったりする物語


異世界ライフ部門

→ファンタジー世界を舞台としつつも、冒険をメインとしない、さまざまな生活ドラマ



■恋愛


前回

恋愛(ラブロマンス)部門

→主に女性読者を対象とし、「溺愛」「契約結婚」などから生まれる恋愛的な人間ドラマに、新規性のあるオリジナル要素を盛り込んだ恋愛・ラブコメ小説


今回

魔法のiらんど(現代恋愛)部門

→主に女性読者を対象とした恋愛・ラブコメ、BL要素のある小説のうち、現代を舞台とするもの


ファンタジー恋愛部門

→主に女性読者を対象とした恋愛・ラブコメ要素のある小説のうち、ファンタジー世界を舞台とするもの



 異世界ファンタジーと恋愛がそれぞれ2部門に分かれました。詳細を見ていきましょう。



■異世界ファンタジー

 今回、2部門になったことで、バトルものとスローライフもので競合することはなくなりました。大賞は各部門1名なので、単純に受賞作品が増えたことになります。



■恋愛

 今回、一番影響が大きい部門です。定義が大きく変わりました。魔法のiらんど(現代恋愛)部門にはBLの文字が追加され、かつ、現代が舞台と限定されています。また、「溺愛」「契約結婚」の文字が消えました。ついこの間、「『その溺愛、過剰です!?』コンテスト」があったからでしょうか。文字規定は違いますが。



⚠️注意

 2024年9月26日現在、「第1回ルビーファンタジーBL小説大賞」が開催中です。BLジャンルで勝負する場合、どちらかしか選べません。



 ファンタジー恋愛部門はその名の通り、ファンタジー世界を舞台とする作品です。



⚠️注意

 2024年9月26日現在、「ときめきの中華・和風恋愛小説コンテスト」が開催中です。こちらの文字数は11万文字が上限です。「中華ファンタジー」と「和風ファンタジー」が対象なので、文字数などでどちらに参加するか決める必要があります。「ヨーロッパ風ファンタジー」にとってはライバルが分散するはずなので、追い風かもしれません。あくまで可能性ですが。



 分割されたことで、受賞者が増えたと言えますが、魔法のiらんどの影響が不明です。





 次に短編です。前回から大きく変わりました。公式からの抜粋です。



前回

「短編小説部門」と「エッセイ・ノンフィクション部門」



今回

部門の分割。受賞作品は各部門1名

・ファンタジー短編部門

・恋愛短編部門

・ラブコメ短編部門

・現代ドラマ・文芸・ホラー短編部門

・エンタメ総合(SF、歴史、ミステリー)短編部門

・エッセイ・ノンフィクション短編部門



 ジャンルごとに1名ということで、受賞人数が決まりました。前回は「若干名」という表記でした。ちなみに、去年の受賞作品数は4作品でした。

※特別賞を除く



 ここまでカクヨムコンテスト10の変更点でした。長編、短編ともに大きな変更がありました。発表後、数時間で書いたので読み込んで大きな変更点がありましたら追記します。時間が許せば「魔法のiらんど」の作品をいくつか読み、傾向を共有できればと思います。



追記

 以下、公式サイトからの引用です。


第10回の特徴・主な変更点


・コンテスト名称を「カクヨムコンテスト」に変更しました

・長編部門を再編し、合計10部門となりました

・賞金総額が過去最高の1,000万円になりました

・「プロ作家部門」の賞をリニューアルし、「プロ作家賞」を設けました

・「ComicWalker漫画賞」から「コミカライズ賞」に名称変更しました

・短編賞に「短編賞」「読み切りコミカライズ賞」「コミックエッセイ賞」「カクヨムネクスト賞」を設けました

・「特別審査員賞」を廃止のうえ、特別審査員制度を設けます



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