第3話 GOLD Peace
その日の夕方6時にすずはと五十嵐は、歌舞伎町のホストクラブ「GOLD Peace」の店の前にいた。
すずは.は、ごく普通のワンピースだった。五十嵐は(コスプレは⁇今日は、どうしたん⁇)拍子抜けした気分だった。
店は地下へと 階段を降りていく。左の壁には、ホスト達の写真がNo.1から順に飾られていた。
No.1は 源氏名「ひなた」黒髪でスーツの似合う鼻筋の通ったイケメンだ。No.2は「蒼井 海」花ちゃんの彼氏だ。
No.3「ラブリー愛」如何にもと言うよな名だ。顔は 万人向けのする どこにでもいる様な大学生。誰に似てるかなー。俳優の向井○。なんかホッとするよな安心する感じ。
すずは.は、五十嵐を見た。五十嵐は、危険をさっしたのか
五十嵐「やめてくださいよ!すずはさん 俺 やりませんから」
すずは「やだなー!まだ何も言ってないんだけど」すずは.は、五十嵐を見て笑っていた。
ホストクラブの入り口は ライトで 光輝き別世界へ 誘うかのようだった。
入り口を開け中に入ると いわゆる黒服と呼ばれるスタッフが 声をかけ「ようこそGOLD Peaceへ ありがとうございます。初めてですか?」すずは「はい」と言い 黒服は、受付に私達を連れて行った。
受付のスタッフは「初回と言うシステムがあります。その後……それから」説明をし始めたが すずは「表のNo.2の蒼井 海に会いたいんだけど」と受付スタッフの説明を猜疑った。
スタッフ「あー蒼井 海は 今日は,休んでますねー。推しですか?」
すずは「ちょっと知り合いで 今連絡付かなくて 住所とか教えては、もらえないわよねー?」すると黒服の1人が 胸に付けてあるインカムで 何かを喋っている。
スタッフ「ホストの住所とかは、ちょと〜」と言ってる間に ガッチリした体格の黒服が 2人集まってきた。
五十嵐がすずはの耳元で「やばいですよ。」
すずは「そうね、逃げるわよ」受付カウンターに向かって
すずは「わかったわ 別の店に 行くわ、海に 会いたかった〜前の店で、海に幾ら使ったと思ってんのー」と言いながら 痛客を装い その場を去った。
五十嵐「普通に店に行っても 教えては、くれないですね」
すずは「まーそうよね どうしたものか?」
すずは.は五十嵐を見て 「あ!そうだ!い、が、ら、し、くーん」五十嵐は いやーな予感がした。
五十嵐「俺 嫌ですって 無理。無理〜〜」
五十嵐は、黒髪に 茶髪のメッシュを入れられ ワックスで みじい髪をツンツンに立たせ、ダテの黒眼鏡をはめられた。
すずは「よっしゃー!いけるじゃん 中々五十嵐君 二枚目だよ イケる イケる。No.1ホストだわ。ギャハハ。面接に ゴー」
五十嵐「姫の扱いとか 分からないし 未知の世界っすよ」
すずは「君 以外と 合ってるかもよ」すずは.は クス と 笑った。
店の前で すずは「潜入捜査よ!慎重にね 海の住所を聞き出す 君の大事なミッションだ 成功を祈る この音声は数秒後に爆」すると五十嵐がすずはの言葉を遮り
五十嵐「秘密組織か⁈俺ら ただの探偵ですよね 行きますね 俺」
五十嵐「全く すずはさんは 人使いが 荒すぎる これじゃーバイト代倍だ!倍!そっか!ホストで稼ぐか やけくそだー。」と五十嵐は呟きながら 階段を降りて行った。
五十嵐は、すんなり 面接は合格 「今日は ヘルプから やってみるか?」と総支配人の『ひかりん』から言われた。
五十嵐(ひかりんって 源氏名、どうかと思う ひかりん総支配人。呼びにきー。俺絶対 やっていけねー)
ひかりん総支配人が 「それダテメガネ?」と聞いた。五十嵐「あーそうです」「じゃー君の源氏名はー ダテ男かー。『
「凄いっすよ ひかりん総支配人」誰かが絶賛し叫んだ。
五十嵐「はい」と言った。(マジかー。源氏名って、そんなんで 決めんの?俺 もっとマシな名が よかった。なんで この名で 皆んな感心するだよー分かんねー世界だ)
ホスト界デビューだ。
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