第3話 経緯 二

 気がつけば、薄暗い天井を仰向けの状態で眺めていた。


「ここは……」


 明らかに見慣れない光景。目覚める前の出来事も思い出して、オレは焦燥にかられながら身体を起こした。


「やっと起きた!」


 すぐに聞こえたのは、アサヒの声。視線を横にずらすと、すぐに彼女の無事が確認できた。


「アサヒ………よかった。他は………?」


 オレが少し息を漏らしながら、尋ねると、アサヒも表情を崩して答えてくれた。


「みんな大丈夫。見た感じ、さっきまで『遊びに行こ』って話してたメンバーしかいないみたいだけど」


 アサヒの情報と照らし合わせるようにオレも周囲の情報を確認する。


 現在、西洋のお城にありそうなバルコニーつきの大広間に、ヒカリ、タイガ、オレ、アサヒ、加藤、茶羽さんがいるようだった。全員、意識があるようで、困惑した表情を浮かべている。


 不意に、オレの様子に気が付いたタイガが、こちらに駆け寄ってきた。


「千間、お前も目ぇ覚ましたんだな」


「うん………タイガくん、ここって………?」


 あまり期待しないまま、ここかどこかを訪ねてみるが、かえってくるのは、力なく首を振るリアクションのみだった。


「ただ、俺達は誰かに誘拐されたのかもしれないな―――………テレビの企画にしちゃ、俺達を標的にする意味がないしな」


 誘拐………その単語は、現状がわからない今、不安を無駄に煽る。それはタイガもよくわかっているようで、言葉の最後を冗談めかし、わざとらしく振舞って場の空気を和らげようとする。


「みんな。何が何だかわからないと思うが、とりあえず、一か所に集まるんだ。俺とタイガで何かあればみんなを守るから」


 ヒカリは、毅然とした態度で全員に呼びかける。そんな彼の態度に、不安を募らせるオレやアサヒ、加藤や茶羽さんは縋るように指示に従った。


「俺は守ってくんないのかよ?」


「貴重な戦力を遊ばせておくわけないだろ?」


 しかし、現実は、オレ達をあざ笑うかのように、常軌を逸する事態を巻き起こした。


『グオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォオオ!!』


 バルコニーより、羽の生えた巨大生物が建物の壁を破壊して現れたのだ。


「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


「きゃぁぁぁぁぁぁ!!」


 悲鳴が上がる。


 最早意味が分からなかった。


 人より巨大な生物が、飛んで現れる? しかも、あの生き物は、空想上の怪物『ドラゴン』にそっくりだ。でもなぜ、そんな生き物が実在している? ありえないだろう?


 危機が迫ると、人の反応は三つに分かれる。悲鳴を上げて逃げ惑う者、戦おうとするもの、そして、現実を受け入れられず茫然とするもの。


 どうやらオレは後者の人間のようだった。どうにも、思考がまとまらなくて動けない。


「なんだコイツ!?」


「さすがに、こんなものが出てくるのは想像の埒外だな」


 驚愕に目を見張るタイガに、苦笑いを浮かべるヒカリ。先ほどまで頼りになると思っていた二人も、さすがに、この事態にはついていけなかったようだった。


『………』


 腕の代わりに羽の生えているトカゲ。灰色のウロコに包まれる『ドラゴン』は、オレ達の存在に気が付き、じっとこちらを見つめると―――


『ガアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!』


 オレ達の目の前で、咆哮を上げた。


 全身を叩く音圧。まき散らされる唾液。眼前に迫る、人間を簡単に噛み千切る牙や顎。何より、己を縛る恐怖心。そのすべてが、何一つとして偽りのものなどないと告げていた。


 しかし、次の瞬間。


「『絶対氷結の法アブソリュート』」


 地面から立ち上がったが、『ドラゴン』の身体を包み込み、そのまま凍結させてしまった。


「サバル、後は頼んだぞ」


 次いで、いつ間にかオレ達の前に現れた、片目を隠した金髪の青年が、腕を伸ばし、そして、ゆっくりと人差し指を天井へ向けた。


「動くなよ」


 青年はそれだけをオレ達に告げると、石造りの床が、、溶け出したものが、ゆっくりと空中に集積し、一つの形を形作った。


 それは、例えるなら、陸上競技によく使われる槍を思い起させた。


 装飾も何もない、ただ投げて、刺すだけの形をしていた。


「『創造する岩槍エレメンタルランス・ロック』」


 青年がそう告げた次の瞬間、槍は解き放たれる。


 やがて、槍は派手な音を立てて、『ドラゴン』の心臓に突き刺さり、怪物は、静かに生命活動を停止した。氷漬けになり、串刺しになった悪趣味のモニュメントだけがその場にたたずんでいた。


「なんなんだこれは………」


 絶句しているヒカリ。


 そんなヒカリに、青年はゆっくりと近づいた。


「ようこそ。くそったれな異世界へ」


 『異世界』


 その単語が嫌に気になる。それはヒカリも同じようで、聞き返そうとしていたが―――


「―――色々聞きたいことはあるだろうが、話はあとだ。またあの化け物ドラゴンに襲われたくなきゃ、黙ってついてこい」


 刹那、闇に包まれる外から、異形ドラゴンの咆哮がいくつも聞こえ始める。


「………………みんな、とりあえず今はこの人の言う通りにしよう」


 ヒカリの提案に、誰も異を唱えることはしなかった。できなかった。あのドラゴンが何体もいるなんて、生き残れるはずがない。指示に従った方がまだ生き残る確率が上がる。


「おいフェリア! 筆頭様はまだ生きてるか!?」


「勝手に殺さないでください。貴方より何倍も強い筆頭が死ぬはずないでしょう!」


「そりゃ結構。意識がないならお前が担げよ。―――おい、餓鬼共。こっからは走る。死にたくなかったら死ぬ気で走れよ」



 ※ ※ ※



「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」


 加藤が走っていた。


 加藤とは、アサヒに急に遊びに誘われたカップルの、男の方だ。


 そんな男が、助けてくれた青年―――サバルさんよりも速く走っていた。ちなみに、それは、本人にも予想外のことらしく、驚愕の表情と共に、悲鳴じみた声をあげていた。


「糞っ………能力ギフトの影響か―――おい、冴えねぇ餓鬼!! スピード緩めろ!! 何かあったときに庇えねぇ!!」


「わわわっ、わかったっす!! あと、自分加藤っす!!」


 サバルさんの言葉で涙目になっている加藤は、気合でスピードを緩め、先頭のサバルさんと並走を始める。


 現在、大理石の床の長い廊下をサバルさんを先頭に走っている。ヒカリ、タイガ、エイグリッヒさんという老人を抱えた白い長髪のフェリアさん。その後ろをアサヒと茶羽さんとオレが並走している。


「餓鬼ども! 先に軽く話しておく! 質問は禁止だッ!!」


 悪態をつくサバルさんは、走りながら声を張る。


「俺達がお前らを異世界からこの世界へした」


 普段なら絶対信じない言葉も、先ほどの光景の後だと自然と飲み込めた。


「その際、召喚された人間に、様々な能力が付与されている。これが能力ギフトだ。―――例えば、そこの冴えない餓鬼のように、速く走れるようになるとかな! ただ、暴走の可能性がある!! 何か違和感を覚えたらすぐに言え!! わかったな!!」


「俺、わざわざ異世界に来てまで、能力、速いだけってこと!!?」


「スマブラに出てたか加藤?」


「赤岸君、こんな時にイジらないでーっ!!」


 不穏なことを言われて、皆が不安になるところを、加藤の悲痛な叫びによって、空気がわずかに弛緩する。


「餓鬼共、そろそろ外に出る。気を引き締めろ!!」


「大丈夫です。私とサバルで皆様は必ず死守します!!」


 サバルさんとフェリアさんの言葉に、皆が前を向く。目の前には、大きな扉が迫っている。


「出るぞ!!」


 扉が開かれる。


 そこは、中庭のようだった。中央には円形の巨大な植木があり、植木を囲うように石畳が敷き詰められており、そこからオレ達が出てきた城へつながる道と、出口へ向かう道ができていた。


「よし、城下にある筆頭の隠れ家に向かう。現在、ここ帝都は魔族の飛行部隊に襲撃を受けている。―――はぐれたら助けることは難しい。死ぬ気で付いてこい」


 全員が固唾をのむ中、ザバルが走り出そうとした瞬間―――



 上空からが落下してきた。



「邪魔」


「ッ!!??」


 そして、次の瞬間、舞い上がった砂塵の中から、青白い足がサバルさんの右肩を蹴り飛ばした。


「ガッッッ!!!!」


 たったそれだけだというのにサバルさんは、まるでドラゴンに殴られたかのように、何度もリバウンドをして後方の城の壁面に激突した。


「んー………君たちの中で召喚された勇者って………誰?」


 刹那、全員の時間が凍り付く。


 不意打ちとはいえ、先ほどドラゴンを圧倒したサバルさんを、一瞬にして倒してしまったのだ。


「まぁ、誰も答えないよねー………帝宮ていきゅう魔導士筆頭補佐のサバルがいるから確実にこの中の誰かだと思うんだけど………」


 砂塵が晴れた先にいたのは、青白い肌の男だ。あまりの細さにひどくか弱さを感じさせる。


 しかしそんな第一印象とは裏腹に、身長は二メートル以上あり、何より、頭部に生える角が彼が人間ではないことを嫌でも理解させる。


 頭部の角は、左のこめかみから上下二本生えており、一本は頬の輪郭に沿って細い顎先に伸びており、もう一本は後頭部に向かって伸びていた。


 彼は剣や、槍が大量に覗く大筒を無造作に地面に置くと、大きく伸びをした。


「魔王戦闘部隊第一階級魔族………アスタロト・ビジョン」


 彼の姿に心当たりのあるフェリアは、絶句した様子でボソリとつぶやいた。


「あ………? なんだ、僕のこと知ってる人がいるんだ。―――じゃあもうわかるよね。どうせ敵わないんだから、大人しく勇者だして」


 『ホレホレ』と、アスタロトと呼ばれた男は青白い指をこちらへ向ける。


「知ってんだから。君たち帝国が戦力に困って『勇者召喚』をやったこと。………僕も強くなりそうなやつを無駄に殺したくないんだから、早く出して」


「っ………」


 答えに苦悶しているフェリアさんをみて、オレ達は理解した。


 目の前の存在が、圧倒的強者であることを。


「僕も勇者なんて強そうなやつ、生かして、強くなった頃に戦いんだけどさ。僕、王様に『絶対殺してこい』なんてキツく言われてるからさぁ………見逃せないんだよねぇー」


「―――ない」


「えぇ? 聞こえないんだけど」


「させない!! この子達に『守ると』約束したんだ!!」


 フェリアは、担いでいたエイグリッヒさんをゆっくり地面に下すと、腰から何かをつかみ取り、ソレを勢いよく振る。すると、シャラン! と軽快な音を鳴らして錫杖が現れた。


「………かっこいいね君。でも、おかげで殺すべき奴がわかったよ」


 スッ………と目を細めるアスタロトは、やがて薄く笑いながら、大筒から一本のロングソードを引き抜いた。


「まずは君からだ」


 瞬間、アスタロトの姿が掻き消える。


「っ、『エンチャント・シールド』!!」


 フェリアはその瞬間に、何かを叫びながら錫杖を背後に構える。すると、彼女のからだが濃い黄色の光に包まれる。―――と同時に、金属同士がぶつかる擦過音。


「見えてたわけじゃないのによく反応したね!! これは未来が楽しみだ!!」


 先ほどのダルそうな声とは打って変わり、やけにテンションの高い声色だった。


「っ………うるっさい!!」


 受けた剣を、身をよじり、はじき返す。そして、フェリアは砲声した。


「『エンチャント・ソード』!!」


 渾身の一振りをアスタロトの頭部めがけて打ち下ろす。


「残念、『力いっぱい』なんて、立ち合いでしちゃダメだぁ」


 アスタロトは、その一撃を裏拳で受け止め………返す力で、錫杖を弾き飛ばす勢いで拳を真横に振りぬいた。


「なっ………!!」


 フェリアの手から錫杖は跳ね飛ばされ、彼女は両手を胴を晒したまま硬直した。


「『渾身の先には隙』だよ」


 アスタロトは剣を振り上げ―――容赦なく振り下ろした。


「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


 刹那、ヒカリがフェリアさんとロングソードの間に割って入る。


 ヒカリはフェリアさんに抱き着くように庇い、―――背中を勢いよく剣閃が走った。


「ヒカリィィィィィィィィィィイィィィィィィィイィ!!!!」


 タイガの絶叫が響き、鮮血が飛び散る。


 そして、ヒカリはフェリアさんに覆いかぶさるように倒れた。


「あーらら………勇者の一人、殺しちゃったかな」


 剣先についた血をじっと見つめたアスタロト。彼はトーンの下がった声で剣を払い、血を飛び散らせる。


「うッ………ハァ………ハァ………ハァ………」


「ヒカリッ!?」


 後方へ倒れこんだためか、刃は思ったよりも深くヒカリを切り裂くことはなかったようだった。彼は浅く息をしながらも、紙一重で生命活動を続けていた。


 しかし、そのことに反応してヒカリの元まで動けたのはタイガのみ。


 オレをふくめて、全員が恐怖と、同級生が切り付けられた事実に動けないでいた。茶羽さんとアサヒに至っては呼吸が荒く、過呼吸気味だった。


「な、なんで貴方………」


「………わからない。ただ、身体が勝手に………」


 ヒカリはそう告げると、立ち上がろうとする。


「やめろヒカリ!! 今すぐ治療しねぇと!!」


「………!! そうよ!! 今治療の魔術を………!!」


「いや、いいよ」


 フラフラなんとか立ち上がったヒカリは、アスタロトへと向き直る。


「なぁ………」


 アスタロトは何か興味があるのか、斬りかかることもせず、剣を肩に乗せヒカリの言葉に耳を貸す。


「なんだい勇者?」


「お前は、俺たちを殺すのか? ―――俺だけじゃなく、他のみんなも」


 ヒカリは力ない腕を上げて、オレ達を指さした。


 アスタロトは、『うーん』と指を顎に乗せながら答える。


「まぁ、非常に不本意だけどかな。王様に叱られるのもヤだし。―――まぁ、なんで勇者が何人もいるのか僕も気になるけど」


「………………そうか」


 ヒカリはアスタロトの言葉に目を伏せ―――そして顔を上げた。


「なら、俺は死んでもお前を殺さなきゃならない。―――こんな痛い思い、絶対にさせない」


「やるか勇者」


 勇者の瞳に、覚悟の光が宿ったと悟った魔族は、持っていた剣を地面に突き刺した。


「使いなよ勇者。やるなら本気だ。身を焦がす闘争を」


「………」


 ヒカリは地面に突き刺さる剣を抜きに、アスタロトは大筒から新たな剣を取りに、お互いの立ち位置を入れ替えるように歩を進め―――


 やがて正面から向き合った。


「勇者。お前が死んだら、お仲間を細切れにしてやろう」


「させない」


 そして――――――激突。


 初撃の打ち合いは互角だった。驚くことに、ヒカリはアスタロト互角のスピードで動いていたのだ。


 そこからは激しい擦過音が何度も響いた。


 素人の目からは早すぎて何も見えない。


「すげぇな勇者ァ!! 僕の剣に動体視力と速さだけでついてくるか!!」


「ハァァァァァァッ!!」


 アスタロトの歓喜の声のあと、ヒカリの裂帛の声。彼は、アスタロトの剣先を自分の剣先で抑え、左の拳でアスタロトの顎を下から打ち抜いた。


「グっ!?」


 そして、浮いたアスタロトの顔面を側頭蹴りで追撃し、彼を何メートルも先へ飛ばした。


 地面を削る激しい音の後、アスタロトは大の字で大地に転がっていた。


「はっ、ハハハハハハハハッ! 身体能力は完全に君の方が上か!!」


 地面に寝転がりながら爆笑するアスタロト。やがて彼は身軽に起き上がり、再びヒカリの前に立ちふさがった。


「よぉし、どんどんアげていこう勇者」


 再び高速で移動するアスタロト。ぶつけ合う剣と剣。しかし、今度は違った。


「くっ………!?」


 ぶつけ合う剣戟の中で、徐々にヒカリの身体が傷つき始めたのだ。


「ホラホラホラホラァ!! 君が死ねば仲間も死ぬぞ!!」


「………ッ!! あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!」


 アスタロトの言葉に、ヒカリの剣もスピードを上げる。しかし―――


「………ここまでか」


 刹那。ヒカリの剣が空高く舞い上がった。そして―――


「残念。まだ僕の方が強かった♪」


 アスタロトはヒカリの首へ切っ先を突き付けた。


「ヒカリッ!!」


 タイガはその光景にいち早く駆け出し、今度はタイガがアスタロトの前に立ちふさがる。


「………………」


 がしかし、アスタロトは一向にその場から動かない。


 それどころか言葉すら発しない。


「まてまて僕。それだけは不味いぞ。また王様に怒られる。というか減給される。死ぬ。だから落ち着けダメだダメだダメだ」


 やがて、カランと地面に剣を取り落とすと、ブツブツとつぶやき始めた。


「でもでも、こんな面白そうな奴、殺すなんてなぁ………いやいやいや、でも、王様が………でもでも………」


 ぶつぶつ言い始めて数分。現在、アスタロトは地面に丸くなり、頭を抱えていた。焦りと期待感と恐怖と嬉しさが同居している、とても複雑で愉快な表情をしている。


 オレ達動けない組は自然とヒカリの周りに集まる。自然と、『いまやっちゃえば』なんて話題が上がるが、反撃を受けたら今度こそ死ぬという結論になり動けないでいた。


 フェリアも、隙だらけのその背中が、実は隙の一つもないことを理解していて、動けないでいた。


「決めた!! 見逃す!!!!」


 やがて、やたらと大きい声でアスタロトはしゃべりだした。


「勇者、名前は!!」


「………ヒカリ」


「そうか、ヒカリ!! 今回はお前達を見逃す!! だから必ず強くなって僕を殺しに来い!!」


「「「………………」」」


 あまりに意味の分からない言葉に、全員の理解が追い付かなくなった。


「じゃあね勇者ヒカリ!!」


 それだけ言い残すと、アスタロトは大筒をもって、登場したときとは反対に、空へ跳んでいった。


 遙か上空では、真っ赤なドラゴンに『王様にどう説明すんのよ!!』なんて問い詰められているアスタロトが見えて、オレは現実逃避をしたくなった。

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