第2話 出会い
「
オーナーの紹介で、バーテンダーとして新しくきた子が俺の前でぷるぷる震えている。
なんで、ぷるぷるしてんだ・・?
「えーーっと。接客業は経験あるのかな?」
「はい。い・・ち・・おう?」
「一応?」
「ヤマトに色々教えて貰ってて・・。」
「あぁ。オーナーに。」
「はい。」
「じゃ、大丈夫かー。」
「ちなみに、リクくんは、身長はいくつ?」
「ひゃ・・ひゃくきゅう・・。」
「190以上あるの?でかいね・・」
「え??」
「あ・・いや。ガタイはいいなとは思ったけど・・。」
こんなでかい男がどうしてぷるぷるしてんだ?
「カイトさんの身長はいくつなんですか??」
「あっ?オレ?一応・・187くらいかな・・いや・・縮んでるか・・歳だし・・。」
「カイトさんっていくつですか??」
「あー俺?28。」
「え??見えない・・。」
「どういう意味よ・・」
「あっ・・いえ・・同い年くらいかと。」
「22?イヤイヤさすがに見えないって。もうおっさんですよ。」
で、今日から入れるんだよね?」
「はい。」
「了解。じゃ、すぐに入ってもらおうかな。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます