第15話あれから3年だよ
「にいに、にゃにちてるの?」
トテトテ歩いて俺の所に来た。
「うん?アリスのためにホットケーキ作ってるんだよ」
アリスとは俺の3歳の妹だ。母親譲りの赤髪でめちゃくちゃかわいい!まるで天使のようだ!
いや、きっと天使だろう!
「にぃにのおやちゅ、だいちゅき!」
「グフゥ‥」
俺は胸の苦しみで膝をついてしまった。あまりのかわいさに‥‥‥
「カインまたバカな事してないでエレナちゃんもう来るわよ」
「そんなことより母さん!アリスがにぃに大好きっていったんだよ!
「何いってるの?おやつが大好きっていってたじゃない」
母さんが呆れている。アリスが産まれてからずっと俺は妹を溺愛している。前世の妹"まさみの面影を感じるから余計に溺愛してしまう。
「にいに、いたいいたいの?いたいのいたいのとんぢぇけー!」
「‥‥‥‥‥バタン」
‥俺はアリスのかわいらしさに倒れてしまった‥
「にいに!?にいにがちんじゃった!」
「大丈夫だよアリス。いつものカインの病気だ。アリスが少し離れれば復活するよ。さあ、パパのところにおいで!抱っこしてあげよう」
「いやーぱぱ、おひげいたいからいやー」
「グフゥ‥‥」
父さんも膝をついた。アリスに拒絶され心にダメージをうけてしまった。俺だったら立ち直れないだろう。
「もう、あなたまだ髭剃ってなかったの?そこでショックうけてないで邪魔だから」
「アリス!ママが抱っこしてあげるからおいで」
トテトテ歩いて母さんに抱きついた
「ままだいちゅき!」
これが俺の家族の日常だ。
名前 カイン
称号 最強の村人8歳
レベル 99/99
攻撃 99/99
防御 99/99
体力 99/99
魔力 99/99
属性 火5/5
水5/5
風5/5
雷5/5
土5/5
光5/5
闇5/5
スキル All全て
EXスキル 神気
神気を解放したらステータスが100倍になる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます