第11話父親ゲイツ視点だよ

俺は元貴族の元冒険者。名前はゲイツ、平民になったから苗字はない。29歳。

わけあって結婚をきに辺境村の"オウギ村に住んでいる。今は妻と息子と幸せに暮らしている。もう少しでもう1人家族が増える予定だ。

妻のナンシーとは冒険者ギルドで知り合った。ナンシーは美人で1番人気の受付嬢だった。お互い両思いで今もラブラブだ♡




俺には悩みがある。俺の息子カインだ!カインは赤子の頃からおかしかった。赤子の時のカインはずっとボーッと天井をみていた。ナンシーの乳を飲むときだけ目を輝かせてかぶりついていた。

俺はいつも羨ましそうにみていた。


1歳になる時には今のカインになっていた。喋り方も子供っぽくなかった。俺と同じ歳みたいな感覚にたまになる。カインは急に子供の演技をする時があるが本人はバレていないと思っているが俺とナンシーにはバレバレだ。


カインの口癖は平穏な生活、寿命まで生きるだ。暖かい日は庭で日向ぼっこをしてグータラしている。幼馴染のエレナちゃんが遊びに来ても余り相手にしない。まったく子供らしくない。

もしかしたら前世持ちかもしれない。ごく稀に前世持ちの子供が産まれる。前世持ちは特別すごい能力があるという。


カインがもし前世持ちでも俺の子供だ。今とかわらずにカインを愛する。



だが、今のこの状況は‥‥‥言葉にはいい表せない‥‥


エレナちゃんを森の中で探していたら急に光がみえた。光の方にいったら、カインがおもちゃの剣を魔族に向けている状態だった。

親としてすぐに助けに行きたかったが、魔族が放つ闇の魔力で動けなくなっていた。元冒険者A級でも駄目だった。あれは上級の魔族だろう。そのままじっとしていたら‥‥

 

森全体が光り輝いた。時間差で爆発音が聞こえた。眩しくて閉じていた瞳を開けたら

魔族はいなくなっていた。森の一部と一緒に‥‥‥













カインはお前は一体何者なんだ!?

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