第9話魔族きたよ


「カインって勇者だったんだ!?」

目をキラキラさせ聞いてきた。

どうしよう!記憶デリートできないし‥‥。困ったな‥‥っと考えてる時、魔族の気配を感じた。 


「そこに隠れてるのはわかってるよ?行商人のおじさん。おじさん魔族でしょ?」


木の陰からでてきた

「せっかく眷属にした狼で殺そうとしたのに失敗だな。はぁ、坊主この俺が魔族だとよくわかったな。鑑定でもしたか?まあ、いいや!

坊主、お前もう勇者に覚醒してるな、錆びた剣が聖剣だった時はびっくりしたよ。まあ、その程度なら俺でも殺せるだろう!

わさわざこの辺境村に来てよかったよ。勇者候補1人と勇者がいるんだからな。

俺はな勇者になりそうな子供を行商人になりすまして勇者の卵を殺し回ってるんだよ。もうそろそろ魔王様が復活するからな!」


え‥‥変態魔王復活するんかいい!?あの時消したと思ったんだけどな‥‥ 復活早くない!?



「なにボーッとしてるんだ!恐怖で縮まっちまったか!じゃあ、俺の真の姿を見せてやろう坊主!お前らを殺して、後はついでに村人全員皆殺ししてやる」


「'擬態解除!」


ブワァァァ〜〜〜〜〜〜〜!!!


すごい闇の魔力だな普通の勇者なら余裕で倒せるぐらい強いんしゃないか!?

あれ、エレナがブルブル震えている。あんな魔力浴びればしょうがないよな。

「さてと、エレナがかわいそうだからさっさと倒すか!」

「カインあんなの倒すなんて無理だよ!」



吸血鬼のキング、ヴァンパイヤロードか‥‥‥









余裕でしょ

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