第28話 私は真正のボケ
皆様、タイトルをご覧になって「亜咲は何が言いたいねん、意味わからん。土曜の朝から混乱させんなや」とお思いになられたことと想像します。このタイトルは最後に回収いたしますのでご安心ください。
申し訳ございません。今回の壁打ちは、皆様へのお詫びです。
現在、読みたい作品が増えております。そのために、最新話を拝読するだけで精一杯です。「未読の作品」としてフォロー中の作品がずらりと並ぶのですが、少し多すぎると感じ、いくつかはフォローを外しました。その分、余裕のある時に、「閲覧履歴」から入って拝読しています。
また、私は読む速度が速いです。しかし今回は、あえて速度を通常の三分の一に落として読んでいます。短時間に「応援する」マークを押してしまうと、運営側や作者さんたちから「本当に真剣に読んだのか?」と、疑いの目で見られるため、慎重に押しています。
加えて、私のおすすめレビューをお読みいただければおわかりになると思うのですが、非常に感覚的にその場で直打ちしております。コメント記入についても、不用意な発言によって発生するであろうトラブルを未然に防止するため、できるだけ記入しないようにしております。拝読して、何も感じないわけではありません。しかし、感じたことの十分の一でも入力し、投稿ボタンを押さなければ、作者さんに伝わりません。感想やレビューを、作者さんたちは切に望んでおいでです。そのため慎重に記入したいのです。
インターネット上に自作の小説を公開し始めた当初は、もっとたくさんの人に読んでほしい、感想をもらいたい、と熱望しておりました。しかし現在は、自然に任せております。私は現在、応援・評価・ランキングに関する通知を表示しない設定にしております。理由ははっきりしませんが、自分にとっては不要であると判断したからです。すると、驚くほど、評価やコメント、レビューが集まり始めました。どうしてなんでしょう? しかしコメント記載については通知してもらうように設定しています。お返事することは最重要事項ですから。
堅い話が続きました。物書きの実際を世間にお伝えすることを目的として始めたエッセイですから、次回は楽しく書きたいと思います。もともと誰かを笑わせることは大の苦手です。それなのに、関西在住の方から、「あなたは真正のボケ」と認定されたことがあるのです。だから私のふとした発言により、同僚の笑いのツボを刺激し、その結果、彼はしばらくおなかをかかえて震えていたこともありました。「すみません、ウケました」と、眼鏡の奥にある目を細めながら、震える声で伝えてくれた彼の顔を、思い出しています。彼は読書家でした。そして、周囲の人の、口に出さない苦労を、正確に感じ取ってくれる方でした。彼の一言に、私も救われたことがあります。職場にいる、無言の善意の人が、悩む同僚を支えてくれる。私も彼のようでありたいと思います。職場だけでなく、この『カクヨム』においても。
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