第12話 沢渡くんと遊びました

『総務課の沢渡くん』が完結しました。

 寂しい上に、毎日のように書いていたのが書かなくなりましたので、手持ちぶさたに感じております。

 そこで今日は沢渡くんと遊んでみたいと思います。

 日野さんや余田さんも登場します。

 それでは、どうぞ。


「なんだよ~せっかくの休日に呼び出しやがって……」

「別におまえなんか呼んでねえよ」

「は? おまえに言われる筋合いなんかねえし。誠司さんだけならともかく、なんで余田、あんたがいるんだよ(怒)」

「日野さんと一緒にいるだけだ(怒)」

「ところで健、連載終わっちゃったけど、その後はどう?」

「誠司さんとは仕事だけのつきあいでーす。仲良くしてまーす」

「ムカつく野郎だ(怒)」

「事実を述べたまでですー」

「……二人とも小学生みたいだね(笑)」

「でもしかたないよな……誠司さんは余田がいいんだし……」

「ごめんね(笑)」

「つうかさ、ボーイズラブにバイセクシャルって、俺らの話って結構、難しいというか、そういうのに関心がある人じゃないととっつきにくいのかな? 普通に異性同士が普通に愛しあう話の方がさ、読まれやすいんじゃね?」

「いろんな話があるからいいのじゃない? 反響もたくさんいただけたし、読んでもらえてるよ」

「それはまあ、そうだけどさ……」

「関係ねえだろ、誰が誰を好きになろうが。それに、好きで書いて好きに載せてんだから、どう読まれようがどう思われようが、別に気にすることねえだろ。気にする方がおかしくね?」

「巻き舌で言われるとわかりみが深い」

「だって、余田さん」

「巻き舌は余計だろ」

「ほんとに仲がいいんだな、誠司さんとあんた」

「だろ?」

「そんな、二人で声を揃えないで(泣)」

「じゃあ健、せっかくだから俺たちの話、宣伝してくれる?」

「聞いてっからな」

「うわ、圧が(汗)。では(カメラ目線)!

 総務課の沢渡くん~バイセクシャルの俺、彼氏つきの優しいイケメンと絡んで愛することを知りました~、よりたくさんの方に俺らの愛の軌跡を知ってほしいと思いますので、もしよろしければお暇な時間のお供にしていただけますとありがたいです!」

「大変よくできました!」

「誠司さん! ごほうびのキスは、セーフ?」

「俺がしてやろうか?(ニヤリ)」

「いりません!!!(顔面蒼白、全力で拒否)」


 総務課の沢渡くん -こちらからどうぞ♪ https://kakuyomu.jp/works/16818093085215443547

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