第3話 弱音を吐きます
せっかくエッセイを書くのだから、誰かの共感を得るか、誰かの役に立つ内容を書きたいと私は思います。
しかし、今回は、始めに私が弱っていた時の話をします。
一週間前の私は、「これから先、小説なんか書けるのだろうか」と弱音を吐いていました。他サイトで連載していた小説を毎日のように書き、完結させたことから、頭の中が空っぽになってしまったのです。
そこでリハビリをすることにしました。
フォローしている小説を読んだり、紙の本を読んだりしたのです。
きっと、無意識のうちに書くべきものを摂取していたのだと思います。
そのような中、これまでに書いたことのない男主人公で恋愛ものを書きたいと思い、新しいボーイズラブ小説を書き始めました。
ところが、そのボーイズラブ小説が書きづらいのです。
初めて書くタイプの男主人公だということもありますが、一話分の文字数の目標を自分で決めてしまったことも書きづらいと感じる原因になっています。
一話につき四千字以上書こうと思っています。しかし、千字書くのだけでもやっとです。
なぜ四千字かというと、話の内容や登場人物を詳しく設定しておかないと到達しない文字数だと思っているからです。つまりそこまで考えて作り込んだ小説を書きたかったのです。
書き悩んで、早く寝なければと思いながら深夜二時を過ぎた日が二回ほどありました。
例えば文字数が決まっている公募や自主企画に作品を出す場合、私は文字数を書き足しながら規定の文字数を目指すタイプなのだと気づきました。
しかもこの連載は最初にプロットを作りましたが、また作り直す必要がありそうです。
さて、どうやって規定の文字数まで書くかというと、主人公が今いる場所や感じていることなどについて詳しく描写したり、主人公の過去や苦手なもの、好きなもの、得意なことを細かく書いたりします。
また、会話も多用します。
そうすると、ここまで書くと決めた文字数に近くなります。
次にすることは、書いている話を最初から読み直すことです。そこで誤字に気づいて直したり、文章を削除したり、説明が不足している所に言葉を足したりします。
書き上げたらまず投稿します。そして編集の段階でもう一度読み直します。投稿画面上で初めて気づく誤字や、削除・加筆箇所があるからです。
誤字を訂正し加筆したら、思いきって公開します。ここまでが公開までのプロセスです。
ほんとうに今回はチラシの裏にでも書く内容です。けれど、どなたかのお役に立てれば幸いです。
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