【大氷裂床】
【大氷裂床】
かつて清志が落ちた冬告山最大のクレパス。
そのまま落下すれば、他のクレバスと同じ状況になってしまうため頭を捻る必要がある。
具体的には強度が保証されたロープを使って降りる、<登攀>を応用して降りる(三回連続で判定して三回成功、うち一回は少なくともハード成功が必要)、天翔ける靴を使うなどの方法が考えられるだろう。
なお、天翔ける靴は他のクレバスの回避にも使えるので今回のシナリオの必須アイテムと言えるかもしれない。
地下に降りると氷の洞窟がぽっかりと口を開いている。
【冬告山地下 ホモ・カドモンの遺跡】
【氷の洞窟】を延々と進むと、更に地下に降りられる場所があり、更に進むことで巨大な地下都市を発見できる。
ほとんどの建物が崩壊しており、そもそも侵入できなかったり、侵入すれば崩壊に巻き込まれそうなほどヒビが入った建物などが乱立しているが、基本的にどの建物も探索は不可能である。
<知識>などを振って成功すると、その建物が自分の知るどの建物とも違う建築方法で建てられていること、建築様式が自分の知る建物のどれとも異なっていることが分かる。
<目星>か<幸運>を振って成功すると、その中でも辛うじて探索が可能そうな建物を発見できる。
また、<目星>にハード成功すると氷の結晶を模ったネックレスのようなものを手に入れることができる。
【残された建物】
石造の建物で、大きさは一階建ての小さな一軒家ほど。
釜戸のようなもの、トイレと思われるようなものなど当時の生活空間がそのまま残されている。
探索箇所は書斎のような小さな部屋で机には一冊の石板が置かれていることが分かる。それ以外に情報はなく、石板の入手に技能は必要ない。
石板は古代ヘブライ語で書かれている。内容を知るためには<古代ヘブライ語>に成功するか、<中期ヘブライ語>か<現代ヘブライ語>にハード成功する、或いは<考古学>や<歴史>などの技能を振る必要がある。
<考古学>や<歴史>などの技能を振る場合は二回判定を行う必要があり、二回の判定でどちらもクリティカルを出さなければならない。それ以外は失敗扱いとなる。
中身はホモ・カドモンと呼ばれる者達の歴史である。
かなり長く婉曲的な表現が多く使われているため、ここで解禁される情報はそれを簡単に纏めた歴史年表となる。
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創世歴0年 『唯一神』のヤルダバオートが原初の人類であるホモ・カドモンを創造する。
創世歴18年 楽園で暮らしていた原初の人類であるホモ・カドモンのアダム・カドモンとハヴァ・カドモンが蛇の甘言に騙されて智慧の実と生命の実を食べてしまう。『唯一神』のヤルダバオートによって二人は楽園から追放される。
創世歴30年〜創世歴40年 アダム率いるホモ・カドモンの一族が後に日本列島となる地に辿り着く。着実に数を増やして高度な文明を築いていくが、魔術を生み出した天才がアフーム=ザーを召喚してしまう。その影響で現在も永遠の雪山と呼ばれる冬告山が誕生した。ホモ・カドモン達は生き残るも文明を地下に移さざるを得なくなり現在の冬告山の地下に移住する。
創世歴史79年 ホモ・カドモンの一人が息絶える。『唯一神』のヤルダバオートの作り出した智慧の実と生命の実は紛い物だったのだろうか。死を迎えた同胞の肉は土塊と化し、骨は灰となって崩れ去った。
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人類史をひっくり返すほどの
【冬告山地下 氷の洞窟・道の続き】
開けた場所に辿り着いた探索者達だが、道は更に続いている。
比較的新そうな横穴を技能を振らなくても発見することができるので、探索者達は更なる情報を求めて更に地下へと続く洞窟を進んでいくことになるだろう。
【冬告山地下 氷の洞窟・還らずの深淵】
【冬告山地下 ホモ・カドモンの遺跡】ではないが少し開けた場所。
無数の屍が堆く積まれている。<目星>に成功すれば、その中の一人が黒田清志であることが分かる。
堆く積まれた死体の山を見た探索者は<SAN値チェック:1D8/1D20>を行う。
その中心部には巨大な魔法陣のようなものが描かれ、その中心に一人の男の姿がある。
古風な魔術師風の装いをしたその男は探索者を見つけると忌々しげな顔をしながら言葉を掛けてくるだろう。
【描写】氷の洞窟・還らずの深淵
「儀式の準備が整ったというタイミングでやってくるとは……全く間の悪い者達だな。貴様達はそこに転がっている黒田とやらを探しに来たのか? 或いは行方不明になったそこの屍の中に大切な人でもいたのか? まあ、貴様ら低俗な原住民達の命などゴミも同然。寧ろ、我々――古代
以後、古代
【氷の洞窟・還らずの深淵での死闘 戦闘解説】
今回の最終バトルはいつも以上に複雑なため、項目を立てて戦闘の詳細を説明する。
まず、倒す敵はヴァルファレン=フェロティシズムであり、彼を討伐することで戦闘終了となる。
しかし、ヴァルファレンは戦闘開始早々に確定で<パーフェクト・ダメージカットバリア>を張ってしまい、一切ダメージが与えられない状態になってしまう。ヴァルファレンはその後、儀式に力を注ぐため直接探索者に攻撃を仕掛けてくることはないが、代わりに魔物を宙空から召喚して嗾けてくる。
魔物の先発は確定で
全ての魔物を撃破できれば、<戦闘体制>を使用して攻撃に打って出るようになる。とにかく探索者を殺すことを最優先に動くため、魔物生存時に積極的に行っていた儀式は中断される。
儀式によって『
転移先は【冬告山 山頂】で、そこで残る魔物、ヴァルファレン、神格に匹敵する『
魔物が討伐されるまでは<ヴァルファレンは『
なお、ボス戦後の展開は戦闘の状況によって大きく三つに分岐する。
【エネミーデータ 氷の洞窟・還らずの深淵での死闘】
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【エネミー】
STR:60
CON:60
SIZ:99
DEX:256
INT:30
POW:30
ダメージボーナス:+1D6
正気度喪失:0/1D4。
1ラウンドにつき1回行動
技能
<加速:60%>技能に成功した場合、次のラウンドから行動回数が+1される。
<耳障りな不協羽音:40%>敵全体に1D4のダメージを与える。更に1D3ポイントの正気度を減少させる。この攻撃は回避することができない。また、一ターン中に一度しか使用できない。
<風翼の刃:70%>ダメージ1D10+DB。
<電光石火の如く:60%>ダメージ1D4。この攻撃はDEX順を無視して使用することができる。この技を回避することはできないが、使用したターンには自身も回避行動を取ることができなくなる。
<回避:40%>
-----------------------------------------------
-----------------------------------------------
【エネミー】
STR:130
CON:80
SIZ:60
DEX:20
INT:20
POW:80
ダメージボーナス:+3D6
正気度喪失:0/1D4。
1ラウンドにつき1回行動
技能
<咆哮:60%>途轍もない声で吠える。POWロールを行い失敗した場合は1D3ターンの間行動不能になり、その間に受けるダメージが2倍になる。
<百獣の王の威厳:50%>この技能に成功したターンに与えるダメージが2倍になる。
<燃鬣突撃:40%>ダメージ3D10+DB+1D100で10以下の場合に炎上の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D6のダメージを受ける。ただし、技能に成功しても失敗しても与えるダメージの1/3のダメージを受ける。
<火炎放射:60%>ダメージ1D10+1D100で10以下の場合に炎上の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D6のダメージを受ける。
<回避:20%>
-----------------------------------------------
-----------------------------------------------
【エネミー】
STR:256
CON:100
SIZ:82
DEX:50
INT:-256
POW:60
ダメージボーナス:+6D6
正気度喪失:0/1D4。
1ラウンドにつき1回行動
技能
<近接戦闘(前脚):30%>ダメージ3D3+DB。
<近接戦闘(前脚):30%>+<ダブルアタック:20%>ダメージ3D3+DBだが、<ダブルアタック>に成功した場合は2回攻撃になる。
<近接戦闘(噛みつき):20%>ダメージ6D3+DB。
<近接戦闘(噛みつき):20%>+<連続噛みつき>ダメージ6D3+DBだが、<連続噛みつき>成功した場合は1D4回攻撃になる。
<近接戦闘(首鞭):80%>ダメージ1D10+DBだが、成功した場合は与えるダメージの1/4のダメージを受ける。技能に失敗した場合は与える筈だったダメージの3倍のダメージを受ける。
<回避:-100%>
-----------------------------------------------
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【エネミー】
STR:60
CON:999
SIZ:102
DEX:-256
INT:10
POW:999
ダメージボーナス:+1D3
装甲:30ポイントの物理的な装甲を持つ。
正気度喪失:0/1D4。
1ラウンドにつき1回行動
技能
<立て篭もる:70%>強固な殻に立て篭もることでこのターンに受けるダメージを0にする。
<蜃気楼:60%>蜃気楼を発生させて幻惑によって身を守る。蜃気楼は1D6ターンの間戦場に残り続け、その間は自身の<回避>の技能値に+60した値で振ることができる。
<回避:39%>
<ヘビィボディプレス:3%>ダメージ1D60+DB。強固な殻に身体を収納して勢いよく飛び上がりわ敵の頭上に落下して攻撃する。技能に成功しても失敗しても、この技能を使用したターンと次のターンに自身が受けるダメージが4倍になる。
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【エネミー】
STR:30
CON:200
SIZ:50
DEX:100
INT:60
POW:50
ダメージボーナス:±0
装甲:物理的のダメージを1/10に減衰させる特殊な身体を持つ。ただし、魔法攻撃のダメージは3倍になる。
正気度喪失:0/1D4。
1ラウンドにつき1回行動
技能
<近接戦闘(突撃):60%>ダメージ1D6。
<睡眠波:50%> 強力な眠りのオーラを放つ。POWロールを行い失敗した場合は1D6ターンの間睡眠状態になる。
<悪夢:1%>相手に悪夢を見せる。POWロールを行い失敗した場合は1D10のダメージと1D6ポイントの正気度消失ダメージを受ける。相手が眠り状態ではない場合は相手を眠らせて1D6ターンの間睡眠状態にさせることができるが、既に相手が寝ている場合は技能値に+69%した値で振ることができ、成功した場合は1D10のダメージと1D6ポイントの正気度消失ダメージを与えることができる。この場合にはPOWロールで対抗することができない。
<夢喰い:50%>1D30のダメージを与え、与えたダメージと同じ数値の耐久値を回復する。この技能は寝ている対象にしか使用することができず、技能が成功した場合も失敗した場合も技能を使われた対象は起きてしまう。
<回避:10%>
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【エネミー】
STR:300
CON:50
SIZ:90
DEX:50
INT:30
POW:50
ダメージボーナス:+1D20
正気度喪失:0/1D4。
1ラウンドにつき1回行動
技能
<近接戦闘(鋏):80%>ダメージ1D6。
<近接戦闘(毒尾針):30%>+<フェイタルテール:1%>ダメージ1D10+DB+対象を猛毒状態にする。何らかの処置を施さない場合、毎ターン1D10ポイントのダメージを受ける。<フェイタルテール>の技能に成功した場合は相手の残り耐久値を無視して対象を即死させる。<近接戦闘(毒尾針)>のダメージ判定の前に<フェイタルテール>の処理を行い、<フェイタルテール>に成功した場合はダメージ計算を行わない。
<回避:40%>
<砂嵐:60%>局所的な砂嵐を発生させる。砂嵐は1D6ターン継続し、砂嵐が発生している間は全員が1D3ポイントのダメージを受ける。また、<回避>等の技能に+20ポイントの補正を、<目星>等の視認系の技能に-20ポイントの補正を与える。
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-----------------------------------------------
【ラストボスエネミー】ヴァルファレン=フェロティシズム
STR:80
CON:60
SIZ:70
DEX:60
INT:256
POW:60
ダメージボーナス:+1D6
1ラウンドにつき1回行動
魔術
<燃え盛る炎舞:99%>ダメージ1D6×人数分+1D100で10以下の場合に炎上発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D6のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。
<解き放つ氷の槍:99%>ダメージ1D6×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。
<閃く雷鳴:99%>ダメージ敵単体に3D3のダメージ。電撃による連続攻撃。あまりに攻撃が早過ぎるため回避不可。コストはMP1のみ。
<光なき世界:99%> ダメージ1D6×人数分。闇属性の魔力が敵を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。
<アストラル・ショット:99%>ダメージ1D6+6。魔術によって霊的エネルギーを生成して打ち出す。回避可能。コストはMP1のみ。
<アストラル・アローズ:99%> ダメージ4D3。魔術によって霊的エネルギーを無数の矢へと変化させて解き放つ。回避可能。コストはMP1のみ。
<アストラル・ジャベリン:99%>ダメージ1D6+1×人数分。全体攻撃。魔術によって霊的エネルギーを生成して上空へと放ち、敵の頭上から無数の霊的な槍の雨を降らせる。回避可能。コストはMP1のみ。
技能
<近接格闘(格闘):66%>
<投擲:66%>
<魔法:66%>
<魔獣使い:66%>
<ポルナ=パルヴァド神話:666%>
※ただし、特定の技能値ではなく各種技に振られた技能値で判定する。
技能(六体の魔物生存時)
一ターン目
<パーフェクト・ダメージカットバリア:666%>自身にあらゆる攻撃を99999回だけ完全にカットするバリアを張る。コストはMP1のみ。特殊行動。この行動はDEX順を無視して必ず最初に行われる(優先度+666)。
二ターン目以降、六体の魔物生存中
<ヴァルファレンは生贄から抽出したエネルギーを使用して『春満石』を使った儀式をしている:40%>儀式が成功するためには合計で十回この技能を成功させる必要がある。
二ターン目以降、魔物が死亡したターン
<ヴァルファレンは次の魔物を中空から召喚した:256%>次の魔物を召喚する。
二ターン目以降、『春満石』から『
<ヴァルファレンは『
技能(六体の魔物死亡時)
六体の魔物死亡時から数えて二ターン目から二十九ターン目
<近接戦闘(拳):70%>+<鉄拳乱舞:40%>ダメージ1D6+3D4だが、<鉄拳乱舞>の成功で×1D6のダメージとなる。
<近接戦闘(蹴り):60%>+<マーシャルアーツ:40%>ダメージ1D8+2D4+DBだが、<マーシャルアーツ>成功でキックのダメージが2倍となる。
<魔術付与ナイフ:66%>ダメージ(2D6+4)÷1D6。少数は切り上げで計算。<近接戦闘(格闘):66%>か<投擲:66%>の選択式。コストはMP1のみ。
<ダンシング・ブレイズ:666%>ダメージ(2D6+4)÷1D6。魔術で操った魔術付与ナイフを飛ばして攻撃する。回避可能。コストはMP1のみ。
※その他、魔術の欄にある魔術も使用する。
六体の魔物死亡時から数えて三十ターン目
「ここからは少し本気を見せてあげましょうか?」
※行動無しの台詞のみ。
六体の魔物死亡時から数えて三十一ターン目以降、百の倍数とターンを除いたターン
※下記のいずれかの技能か魔術のいずれかを使用する。
<メテオ・ストライク:66%>ダメージ1D320+DB。<魔法>と<天文学>の融合技。隕石を落下させる。回避可能。コストはMP50のみ。
<ミーティア・レイン:66%>ダメージ1D320+DB×人数分。<魔法>と<天文学>の融合技。無数の流星を降り注がせる。コストはMP70のみ。
<クエーサー ・カッター:66%>ダメージ6D80+DB。<魔法>と<天文学>の融合技。クエーサーを彷彿とさせる巨大な回転体を放つ。回避可能。コストはMP100のみ。
<グレート・アトラクター:66%>ダメージ1D1000+100+DB。<魔法>と<天文学>の融合技。小規模な銀河を創造し、狙った目標の付近で銀河面の衝突を引き起こす。回避可能。コストはMP100のみ。
<プロテクション:40%>自身にダメージを1/2に軽減するバリアを貼る。
<マジックリフレクション:40%>あらゆる魔術的攻撃を跳ね返すパリアを展開する。バリアは3ターンの間持続する。
百の倍数のターン
<カイパーベルト・ラッシュ:66%>ダメージ1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+DB。出現させた無数の小惑星を次々と敵にぶつける攻撃。1D50とDB、それぞれ一回の試行につき一回<回避>を振ることが可能。また、攻撃対象も1D50とDB、それぞれ一回の試行につき一人自由に選択することができる。
確定行動:六体の魔物死亡が全滅した次のターンのみ。
<戦闘体制:99999%>自身にダメージを一度だけ50%カットするバリアを貼る。別のバリアが貼られている場合はバリアを上書きする。※<ヴァルファレンは『
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【ゴッドエネミー】『
カテゴリー:神獣
STR:500
CON:600
SIZ:256
DEX:900
INT:999
POW:999
正気度:777(光創神フェルマダ=ダ=アウルガダウタとの遭遇以外で正気度ロールは発生しない)
ダメージボーナス:+10D10
正気度喪失:1D10/1D100。
1ラウンドにつき1回行動
水に纏わる攻撃を得意としている。
魔術
<真紅の爆発:99%>ダメージ1D36+1D100で10以下の場合に炎上の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP100のみ。
<解き放つ氷の槍:99%>ダメージ1D6×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP10のみ。
<閃く雷鳴:99%>ダメージ敵単体に3D3のダメージ。電撃による連続攻撃。あまりに攻撃が早過ぎるため回避不可。コストはMP10のみ。
技能
<戦闘技能(春呼龍):256%>
※ただし、特定の技能値ではなく各種技に振られた技能値で判定する。
一ターン目
<力を溜めている:999%>何もしない。
二ターン目
<タイダルウェイブ:60%>敵全体にダメージ1D30+全員をノックバックして壁まで吹き飛ばす。この攻撃を回避することはできない。
三ターン目以降、十の倍数のターン以外
<テールウィップ:60%>ダメージ1D6+DB。尻尾を鞭のように使って攻撃する。
<竜巻:40%>ダメージ1D10×1D6。竜巻を発生させて敵を巻き込む。
※その他、魔術の欄にある魔術も使用する。
十の倍数のターン
<力を溜めている:999%>何もしない。次のターンの行動は確定で<タイダルウェイブ:60%>になる。
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【シナリオ分岐 『
山頂にいるため、気温の上昇によって雪崩が発生するも探索者達は巻き込まれず、無事に下山できる。
【シナリオ分岐 『
<目星>に成功して魔法陣を使った場合は【冬告山 山頂】に転移することになる。
探索者はその後、安心で下山しようとするが、【冬告山九合目 白銀色の地獄】まで来たところでイベントが発生。大雪崩が突如として発生して探索者を飲み込まんとする。
探索者はDEXロールか幸運ロールのいずれかを選択できる。
山を降りるためには八合目、七合目、六合目と一合目まで降りていく必要があるため、合計八回ロールに成功する必要がある。
ロールに失敗した場合は雪崩に巻き込まれてしまう。CONロールを行い、成功した場合はCONと耐久力を1/8減らすことになる。その代わり、その合目でのロールには成功した扱いになる。
失敗した場合は残りの耐久値に関わらずキャラロストとなる。
【シナリオ分岐 『
ヴァルファレンは最後の力を振り絞り、自爆魔法を作動させてしまう。
『警告警告! この施設は後数十秒で爆発します』
けたたましい警報が鳴り響き、探索者達は危険な状況であることを速やかに察知するだろう。
施設からの脱出では、DEXロールに二回成功する必要がある。成功した場合は【大氷裂床】に辿り着くことになる……が、既に大雪崩が迫ってきており、雪崩との競争が始まる。
失敗した場合は施設の爆発に巻き込まれ、(1D100)³のダメージを受けることになる。
雪崩は三合目、二合目、一合目の三回分判定する。
ルールは【シナリオ分岐 『
【エンディング】
探索者達は麓で麓冬町の警察や救急隊によって保護される。
その後、警察から簡単な任意の事情聴取のようなものを受けることになるかもしれないが、あの山で起きたことを伝えてもオカルト話だと思われて信じてはもらえないだろう。
黒田清志の遺品か、彼の死体が確認できるもの(例えば写真)などを薫風社に届ければ報奨金を支払ってもらえるだろう。行方不明事件に関する情報を提供すれば、更に1,000,000円を追加で支払ってもらえる。
なお、今回の件について海堂嶋原か鳳響に話せば多少疑いながらも最終的には信じてくれる。
しかし、あまりにも非現実的な話のため混乱を招く危険性を考え、通常の報道はせずにオカルト雑誌の編集部を通じて報道する形を取ることになる。
以下の【エンディング】に関してはKPが描写するのではなく、探索者達がロールプレイを行う形で構築することとなる。どのような行動を行ったかでシナリオクリア報酬が変化するため注意されたし。
なお、探索者が連れ出さなかった場合、鬼嶋未悟達と美雪は脱出に成功する。また、美雪は雪崩に巻き込まれても雪女なので影響はない。
未悟に報告した場合は真相究明をした探索者を称賛してくれる……が特に追加の報奨金が出る訳ではない。
美雪に報告するとしばらくは悲しみに暮れるが、やがて彼の死を受け入れて前を向いて生きる覚悟を決めるだろう。
二人が同行している場合は、何らかの反応を描写するべきだろう。また、黒田清志が死んでいることを美雪が直視した場合、追加で正気度ロールをする方が自然と判断した場合はしても良い。
◆報酬と条件
・ヴァルファレンの野望を打ち砕いた。
正気度+1D6、CON+3。
・神獣『
初期に持っていた好きな戦闘技能に+1D10。
・隠しボスを撃破した。
好きな技能二つに+1D6。
・黒田清志の遺品を持ち帰るか、黒田清志が死亡した証明を持ち帰った。
報奨金に加えて、正気度+1D6、DEX+3。
・美雪に清志の死を伝えた、或いは美雪が清志の死を知った。
正気度+1D3、INT+3。
・未悟に冬告山の異常気象の真相を伝えた。
CON+3、INT+3。
・行方不明事件と冬告山についての情報提供を行った。
報奨金に加えて、POW+3。
・幻の冬鍋を復活させた。
初期に持っていた好きな戦闘技能に+1D6、STR+6。
【CoCシナリオ】終わらない冬山の春 逢魔時 夕 @Oumagatoki-Yu
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