【HO1について】
【HO1について】
貴方は
その際、山に隠れ潜んでいた雪女の美雪に助けられた。
その雪女と友人になり、その後も交流をしていた。
そんなある日、美雪から「頼みたいことがある」という連絡を受け取る。
探索者は美雪の頼みを聞くために冬告山に向かうことになった。
【HO1限定の導入】
貴方は友人である雪女の美雪から「頼みたいことがある」と書かれた葉書を受け取り、冬告山に向かうことになりました。
山小屋に辿り着くと、美雪が貴方のことを出迎え、山小屋の中に案内してくれます。
お茶とお茶菓子を用意してくれた後、美雪は話を切り出しました。
「私の友人に黒田清志さんっていう人がいるの。山登りが趣味らしくて、この山を登山していた時に雪崩に巻き込まれたところを助けたのが出会だったわ。その後は毎年、この小屋を訪ねてきてくれてかれこれ十年くらい交流があったのだけど……毎年、これくらいの時期に来てくれるのだけど今年はまだこの山小屋に来てないの。毎年欠かさず来ていたから今年だけ来ないとは考えにくいし、もしかしたら何かに巻き込まれているかもしれないと思って……。清志さんを探すのを手伝ってもらえないかしら?」
美雪に助けられた恩のある貴方は彼女のお願いを聞き入れるでしょう。
なお、ここで断る場合はセッション終了となります。お疲れ様でした。
【雪女の山小屋について】
古いロッジに雪女達が改良を加えたもの。
暖炉が置かれた談話室のような部屋、小さな食堂、風呂やトイレ、洗濯場などの水回りが揃ったエリア、調理室と食堂、二人が寝泊まりできそうなベッドなどが置かれた宿泊部屋が六部屋と広々とした作りになっている。
山小屋にありそうなものであれば持ち出すこともできるが、現在は美雪の持ち物なので持ち出す際には当然ながら美雪の許可がいる。
最初は【HO1】のみが知っているが、他の探索者と合流後には他の探索者も山小屋を訪れることができる。
<目星>などの技能を振っても情報は出てこない。
【雪女の山小屋でできること】
住人の美雪が探索者に部屋を貸してくれる。また、朝食、昼食、夕食を三食用意してくれる。
食事はいずれもバランスが考えられた健康的な料理でとても美味しい。食べると1D6の耐久値と正気度を回復できる。
また、美雪から雪女の技能を教えてもらうことができる。
技能を一つ習得する際には1D3ポイントの正気度を支払う必要がある。希少な能力だが、美雪は無欲なので金銭的対価は求めてこない。
探索に美雪を連れて行きたい場合は<説得>などの交渉系技能を振る必要がある。この交渉ではロールプレイで補正値をもらえないが、美雪の信頼度を高めることで補正値をもらうことができる。補正値の最大は+30%で、信頼度は家事手伝いなどで美雪を手伝ったり、積極的に探索を進めたりといった方法で高めることができる。
この信頼度は隠しパラメータで最大は100ポイントで、【HO1】は20ポイントから、それ以外の探索者は0ポイントからスタートとなる。個々の行動でどの程度、信頼度をプラスするかはKP(GM)が自由に決めることができる。
以下には美雪に教えてもらえる雪女の技能について掲載する。
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<氷塊槍:10%>地面から氷の棘を無数に生やして攻撃する。ダメージ1D20。
<氷魔剣:10%>ダメージ1D10。氷の剣で敵を切り裂く。
<降雪:10%>技能に成功すると雪を降らせることができる。この技能に成功しても相手にダメージを与えることはない。降り出した雪は1D20ターンの間継続する。
<凍える吐息:10%>ダメージ1D10。極寒の息吹で攻撃する。1D10を振って3以下が出た場合は凍傷が発生し、治療するまでの間1D6のダメージを受ける。
<雪隠れ:30%>戦闘中に<回避>の代わりに振ることができるが、雪が降っていないと使用できない。
<吹雪:5%>敵全体にダメージ1D50。猛烈な吹雪を放つ。1D10を振って7以下が出た場合は凍傷が発生し、治療するまでの間1D6のダメージを受ける。ただし、雪が降っている環境では技能が確定成功し、必中になる。
<禁術・雪女:10%>禁断の術。己の肉体を改変して雪女になる。APPとSIZ以外の全てのステータスと技能は据え置きだが、APPは80以下であれば82に、SIZは60になる。また、性別が女性になる。この術は不可逆で、一度雪女になれば元に戻ることはできない。雪女になった場合、<氷塊槍:40%>、<氷魔剣:70%>、<降雪:60%>、<凍える吐息:90%>、<雪隠れ:95%>、<吹雪:5%>を獲得することができる。
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【NPCデータ 雪女の山小屋編】
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【NPC】雪女の美雪
STR:50
CON:80
SIZ:60
DEX:102
INT:70
APP:82
POW:70
LUX:80
ダメージボーナス:±0
1ラウンドにつき1回行動
技能
<凍える吐息:90%>ダメージ1D10。極寒の息吹で攻撃する。1D10を振って3以下が出た場合は凍傷が発生し、治療するまでの間1D6のダメージを受ける。
<降雪:60%>技能に成功すると雪を降らせることができる。この技能に成功しても相手にダメージを与えることはない。降り出した雪は1D20ターンの間継続する。
<吹雪:5%>敵全体にダメージ1D50。猛烈な吹雪を放つ。1D10を振って7以下が出た場合は凍傷が発生し、治療するまでの間1D6のダメージを受ける。ただし、雪が降っている環境では技能が確定成功し、必中になる。
<氷塊槍:40%>地面から氷の棘を無数に生やして攻撃する。ダメージ1D20。
<氷魔剣:70%>ダメージ1D10。氷の剣で敵を切り裂く。
<雪隠れ:95%>戦闘中に<回避>の代わりに振ることができるが、雪が降っていないと使用できない。
<回避:30%>
<母国語(日本語):95%>
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【美雪から情報提供を受ける】
探索箇所があまりにも広過ぎるため、美雪からヒントをもらうという選択肢もある。
技能を振る必要はなく、ロールプレイのみで問題ない。
例えば「何か捜索するべき場所に心当たりはないか?」と聞くと、「昔、清志さんがクレバスに落ちたことがあって、それが私と清志さんの出会いなのですが……その時、【大氷裂床】の地下に大きな空洞があったのを見たと、清志さんが仰っていました」という話を聞ける。
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