【CoCシナリオ】終わらない冬山の春
逢魔時 夕
注意書き
「終わらない冬山の春」
原案:ガラウス=ルノヴィア
シナリオ作成:逢魔時 夕
システム:クトゥルフ神話TRPG、ポルナ=パルヴァド神話TRPG
プレイ時間目安:不明
形式:シティシナリオ
時代:現代
推奨人数:3人以上(HOが三つあるため)
推奨職業:無し。
推奨技能:<目星>、<跳躍>、<登攀>、戦闘技能(必須)
あった方がいい技能:<気象学>、<古代ヘブライ語>、<コンピュータ>、<自然>、<図書館>、交渉系技能
ルール:持ち物の持ち込みに制限はない。
※このシナリオの著作権(財産権)は全て著作者に帰属します。二次配布や改変版の許可のない再配布、自作発言、商用他、金銭的なものが関わる使用などは禁止とさせて頂きます。
※ご質問、ご指摘等は「コメント」にてお願いします。個人的に遊ぶ場合はご自由に。改変等は、配信・リプレイなどで使用後、動画や小説などで公開する場合においてのみ。根幹に関わる過度な内容の改変はお控え頂けると幸いです。よろしくお願いします。
※リプレイ小説や動画など公開される場合は、「本シナリオの作者名」と「作品リンク」をはっきり記載して頂けるようお願い致します。できましたら、何らかの形で報告頂けると嬉しいです。
※シナリオ初制作かつ、かなりオリジナル要素が強い内容になりますので予めご承知おきください。なお、本シナリオが【プロトタイプ】なのはテストプレイを終えていないからです。ちゃんと最後まで遊べることを確認できましたら【正規版】を投稿する予定ですが、いつのことやら。
※この作品はフィクションであり、実在する人物・団体・地名等とは一切関係ありません。どこかで聞いたことがある神話関係の言葉などが見られても、それらは実在するものとは全く一切関係ありません。
※「小説家になろう(逢魔時 夕名義)」、「カクヨム(逢魔時 夕名義)」、「note(逢魔の黄昏名義)」、「pixiv(逢魔時 夕名義)」にて同じシナリオを公開しております。
【推奨事項】
本シナリオは「狂える神々によるリアル脱出ゲームSHOW」や「光金の欠片に願いを込めて」と世界観を共有するポルナ=パルヴァド神話シリーズに属するクトゥルフ神話TRPGシナリオとなります(結局、クトゥルフなのかポルナ=パルヴァドなのかどっちなんだよ)。
「光金の欠片に願いを込めて」と同じく舞台は地球で、「光金の欠片に願いを込めて」の中に出てきた一部設定が本シナリオにも関わっていますが、あくまで小ネタレベルのものから派生しているので「光金の欠片に願いを込めて」を遊ばなくても楽しめる筈です。
【本シナリオでの特殊ルール】
本シナリオでは『新クトゥルフ神話TRPGルールブック』(第七版)の使用を前提としていますが、一部のルールに本シナリオでの特殊ルールを追加しておりますので、こちらを前提に遊んでください。
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1クリティカル(1)
クリティカル(2〜4)
イクストリーム成功(1/5)
ハード成功(1/2)
成功(結果≦能力値)
失敗(結果>能力値)
ファンブル(96くらい? 〜99)
100ファンブル(100)
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【シナリオ概要】
詳細は後ろに掲載させて頂く【シナリオ年表】を参照してください。
大雑把にシナリオを解説すると……。
楽園を追放された原初の人類であるホモ・カドモンが辿り着いた場所であり、アフーム=ザーが召喚されて気候が大きく変動し、その後住処を追われた雪女が移り住み、ヒマラヤ山脈で暮らしていた
ポルナ=パルヴァド界から大昔に渡ってきた古代ユウエンの民(幽遠の民)の一人であるヴァルファレンが中世時代に現れ、討伐されたとされる『
その石を黒田清志という男が持っていることを雑誌で知ったヴァルファレンは彼が毎年必ず登山するという冬告山に拠点を構え、清志を拉致して『春満石』を手渡すように求めるも拒否される。力尽くで奪い、『春満石』から神のエネルギーを取り出すための電池として清志の生命エネルギーを利用し、清志は死亡してしまう。
冬告山で相次ぐ失踪事件、清志に関する情報提供を求める薫風社の広告、友人である清志の失踪を不審がる雪女の美雪からの依頼、急激な気象の変化を訝しむイスの偉大なる種族の意識を持つミ=ゴである気象研究所・鬼嶋未悟による調査命令――様々な切っ掛けから探索者たちは冬告山の調査を開始し、その果てで探索者達は冬告山の秘密とヴァルファレンの野望を知ることとなる。
といったものになります。
【シナリオ年表】
創世歴0年 自称『唯一神』のヤルダバオートが原初の人類であるホモ・カドモンを創造する。
創世歴18年 楽園で暮らしていた原初の人類であるホモ・カドモンのアダム・カドモンとハヴァ・カドモンが蛇の甘言に騙されて智慧の実と生命の実を食べてしまう。『偽神』ヤルダバオートは自らの立場が脅かされることを危惧して二人を楽園から追放する。
創世歴30年〜創世歴40年 アダム率いるホモ・カドモンの一族が後に日本列島となる地に辿り着く。着実に数を増やして高度な文明を築いていくが、魔術を生み出した天才がアフーム=ザーを召喚してしまう。その影響で現在も永遠の雪山と呼ばれる冬告山が誕生した。ホモ・カドモン達は生き残るも文明を地下に移さざるを得なくなり現在の冬告山の地下に移住する。その後、アフーム=ザーは地上から去った。
創世歴史80年 『偽神』の作り出した智慧の実と生命の実は紛い物であった。アダム達は死を迎え、その肉は土塊と化し、骨は灰となって崩れ去った。
西暦1300年頃 ヒマラヤ山脈で暮らしていた
西暦1500年頃 迫害を受けてきた雪女の一族が隠れ潜む場所として冬告山に移住し、以後隠れ住むようになる。
西暦1800年頃 資源を求めたミ=ゴ達が飛来する。
西暦1840年頃 冬告山での採掘が終了(ホモ・カドモンの遺跡や雪女については発見できず)。新たな星に向けて移動を開始するが、その際にミ=ゴの一体とイスの偉大なる種族が意識を交換してしまう。イスの偉大なる種族に憑依されたミ=ゴ(鬼嶋未悟)はその地に残り、春が来ない山を研究するために気象研究所を設立する。
西暦2020年9月 登山家、写真家、ジャーナリスト、考古学者などの肩書きを持つ黒田清志が冬告山で登山をしている最中に雪崩に遭遇。雪女の美雪によって助けられる。以来、美雪と清志は友情を育む。
西暦2024年12月 清志が『春満石』と呼ばれる謎の石を入手。その話が勤め先である薫風社という新聞社・出版社の雑誌に掲載される。
西暦2025年1月 古代ユウエンの民(幽遠の民)であるヴァルファレン=フェロティシズムが冬告山に拠点を置く。
西暦2025年3月 清志が美雪に会うために冬告山に登るが、その道中でヴァルファレン誘拐される。清志の持つ『春満石』を提供するように求められるが拒否し、交渉が決裂。ヴァルファレンに半殺しにされた上に『春満石』が奪われてしまう。その後、『春満石』から求めるエネルギーを抽出するための燃料としてその生命力を奪われて殺害される。
西暦2025年5月 冬告山周辺で失踪事件が相次ぐ。薫風社が清志の情報提供を求める。同じ頃、冬告山の気象の変化に未悟が気づき、直属の部下に調査を命じる。また、美雪も毎年顔を見せていた清志が姿を見せないことに疑問を持つことになる。
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