第33話 りあの怒り

【その剣🗡️そんな風に持てる人間がいるとはな。想像もしなかった。それも、りあ、でなく、涼とは…この中でただ一人召還獣を呼べるってことも何か関係してるのかもな】


そのフェザーの言葉に、ルーは、


【じゃ、涼ちゃん、前に持ってた剣貸して】


【これはフェザーに返すんだろ?】


フェザーは、


【いや、それはルーが使ってくれ】


【やったー!!この剣、軽!!凄いほんと空気みたい。切れ味悪いとか無い?】


危ない!!ルー、いきなり振り上げてるなよ。


とっさに避けたが、大地が裂けた…


何だよ、この威力。


【フェザー、これで戦えたんじゃ無いか?クロスブレードじゃ無くても】


【涼、お前しか扱えないと思うから伝えておく。一振りだけにしておけ。いずれ解るが、全てのお前の力を放出することになるだろう】


怖いぞ、フェザー…それ。


ルーは、お気楽に、


【涼ちゃん、私が守ってあげる】


こんな小さな子に言われてもな。


【あー、馬鹿にした目で!!さーて、そろそら戻ろうかな?】


【戻るって?まさか帰るのか?】←フェザー

【ルーちゃん、本気?】←りあ

【やはり、怖いよな…】←俺



※※※※※リターナーエレメント※※※※※



何も起きてないぞ。何をした?ルー。


ルー?あれ?


【ふー、やっと元の姿に。これが何よりも合ってるんだよね私…どう?】


そうだった。最初に会ったのも。


ルーは、自由自在に変身できるんだよな。


これが、本当のルーか。



フェザーは、


【か、可愛すぎる❤️なんだお前?こんなにも】


俺も正直になろう。


【最初からそれでいてくれよ。フェザーの続きは、きっと、こんなにも可愛いなら俺の奥さんになってくれ!!だろ?】


フェザーは、


【ば、ばか!そんな訳ないだろ。俺が言いたかったのは⭕️⭕️⭕️⭕️⭕️になってくれ!!だ】


なんだそれ?


それにしても、なんと言う可愛さだ。


りあ、にも負けてない‥と言うより勝ってる?


フェザーはとにかく気に入ったみたいだ。


ルーは、


【ねぇ、フェザーさん、お洋服小さいの。ちょっと決戦の前に街に寄って買ってくれない?】


フェザーは、


【もちろん!!確かに小さいな。それに…👀】


フェザーどこ見てる!!目が👀が怖いぞ。


※ゴチン!!※ いてーー!!🤩💫


俺は意識を失いそうに…


誰だ?


偏頭痛?


そんな訳でないな…ここに犯人がいるはずだ。


プロファイリング発動!!!


ここにいる中で、このやりとりを聞いていて、


尚、無口になってる人…



りあ!!


【りあ…何かしたよな?俺に】


【えー、私じゃないですけど〜】


怒ってるよな?明らかに怒ってるよな…




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