第24話 反転

お前に問う、正しいのか?この世界が。


誰だ?解らない、質問の意図が。


人は善か悪か?


そんなこと、善じゃ無かったら大変だ。


ならばこの世界の生物は?


さっきの質問の続きか?なんなんだ?


人は何をしてきた?ここに至るまで。


発展だろ!!この世界のために。


ならばこの先はどうなる?


解るわけないだろ。問題はたくさん…問題?


もし答えが同じなら、こちらに来るがいい。


訳わからないこと!!誰だ?



………………………………………………………



【うわっ!!】


【どうしたの?怖い夢でも?びっくりしたー】


りあ、起こしちゃったか。


なんか不思議な夢だったな。


リアリティあるっていうか。


【ごめん、ルーは?】


【見てあげて、あんな寝顔で】


遊園地🎡楽しかったらしいな。笑顔じゃん。


【ねぇ、涼は私と一緒になって良かった?】


りあの甘えた声に、思わずドキドキ💓


【そんなの当たり前じゃん!!】


【ふふっ、良かった。さっき怖い夢を見ていたみたいだったの。何いていたか解る?】


【寝てたんだろ?他に何かあった?】


【これ!!こうしていたの】


りあ、俺を包み込むように、抱きしめて、


何と言う理想的な世界!!


【りあ、当たってるってば…ちょっと】


りあの豊満な…



あっ、危ない!!


咄嗟にりあとルーを庇って、


※ドスン!!※ 痛ーーーーー!!!!!


落ちて来たよ、俺の背中直撃!!


【あなた!!大丈夫?】


【んー、お父さん…どうしたの?】


このパターンは、もう…解ってるよ!!



【おーいてて、腰痛めたかのー】


【爺さん、俺のセリフだ】


【珍しいのー、お主が避けれないとは】


【解るだろ、避けれないんだよ】


【あっ、こりゃ、相変わらずべっぴんさん…それに可愛い娘さんじゃの】


りあ、ルー、震えている。説明しないとな。


【いかんいかん、記憶変えておったな、戻さないと】


なんだと!!記憶を戻すだと!???


【戻すな!!じじい!!!】


【なんじゃ?説明出来んじゃろ】


【くそ!!俺の理想郷が】


【そんなこと言っとる場合じゃないんじゃ】


【解ったよ。あとで同じように頼むぞ】


【同じはないのが記憶操作じゃ!!それ】



………………………………………………………



【あれ?お爺さん。それにみんな揃って…何?私の格好…涼くん!!何したの!!】


※パチーン!!※ りあ、俺じゃないのにー


【えっ、りあちゃん?何その格好?ここ何処?私子供じゃん。戻してーーーーー】


※パチーン!!※ それ、俺のせいじゃ…


【落ち着いて聞くのじゃ!!もうふざけとることは無しじゃ。此処じゃ、ここの時代から始まったのじゃ。はるか先の西の空を見てみるのじゃ。お主には見えるはずじゃ】


西?真っ暗だぞ。


おっ、明るいな。火事?いや、隕石?


違うな!!何か起きてる。












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