第14話 Prologue2
この先のこと、考えてみるとこのメンツ。
不安だ!!
【それじゃ、ルーは…これ!!それっ!!】
爺さん、しゃがみ込んだ…
【どうしたんだ?爺さん?】
ルーも、りあも心配そうに見てる。
【わしも年じゃな…三人分の装備に力を使い果たして体力がもう…】
あー、なるほどねー。ってかさ、戦いに使え!!何やってんだよ。
その隙をつくように、地平線の向こうに、
【あれは?人影?味方?】
【いや、あれじゃよ。ついに地球に降り立ったんじゃ…りあ殿、そなたの剣が頼りじゃ、頼み申す】
爺さんじゃ頼りにならないけどさ。
りあ一人では、非力ながら俺も、
【ここは、私で。この装備動きやすいし、剣も軽くて。ルー、防御壁にお願いね。私が突破された場合は】
【はい!!準備しておきます】
な、何という情けなさ…俺と爺さん使えねー。
りあは、走り出すと真っ直ぐに敵陣に。
遠くてよく見えないが、りあの行動と共に、砂埃がどんどん大きく、
素早く次々と倒れていくのは圧巻だ!!
【あの人、とんでもなく強いのでは?】
ルーは、びっくりして固まってる。
【そうじゃのー、わしの知る限りの最強の剣士かもしれないのー】
【爺さん、それにしても体力が心配だ。あの数だぞ。何とかならないのか?】
【お主が何とかしてくれればのー、まだ未完の大器ってところかのー】
その時、ルーが、
【お爺さん、私の装備に何か仕掛けてますよね?試しに使ってみていいですか?】
【そうじゃのー、お主は使えこなせそうじゃの。りあ殿を戻すからそのタイミングで頼み申す!!】
俺だけ、何も出来ねーーーーー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます