第11話 パーティー

【じゃ、どうする?出会いを祝福して乾杯といきますか?どうですか?りあさん】


虎視眈々と、りあ目的か、やはり。


【あのさ、お前って、りあのこと目的だろ?この先そんなんでパーティーに入れるのか?】


【だよな!!なのでパーティーするのさ。飲み物買ってくる…ここの通貨は?】


【電子マネーだろ。だいたいそれで通るよ。適当に何か買ってこいよ】


【はぁー、お前の指示は受けん!!りあさん、お酒は何が好きですか?】


こいつ!!人の部屋に来て好き勝手言って、


りあは、俺を見ながら、ニコッと、


何か考えてるな、


【涼くん、この人の見た目はともかく、防御力はこの先絶対に必要になると思うな〜仲良くしてほしいな〜】


 そう言うと、りあは俺とその図体デカい男の腕を掴んで、


【仲良く行きましょう!!前夜祭っことで、じゃ私はカンパリオレンジお願い】


そんなカクテル🍸あったね。


【りあさんの頼みとあれば、おい、そのヘナチョコは?買ってきてやるよ。何がいい?後、じいさんは?あれ?どこ行った?】


本当にどこ行った?いつも勝手な現れて…


【早々に戻ってくるだろな。どうすんだ?そのヘナチョコ!!俺様が…あいた!!なに?】


りあは、思いっきり引っ叩いて、


【仲良くって言ってるよね?そんなだと私達2人で出発しちゃうよ!!それでもいいの?】


【さっき、俺の防御力は必要って…】


【そもそも、涼くんはフェニックス🐦‍🔥なんだよ。ダメージも与えながら回復も出来ちゃうんだから。そうなると、不要なのはー】


俺、そんなこと言ってませんけど…


【あー、お願いします!!俺もパーティーに参加させてください。じゃ、そちらのフェニックス🐦‍🔥様は何になさいますか?】


【…じゃ、ジントニックを】


【解りました。行ってきます!!】


ふぅー、少しは静かになったな。


と言うよりもさ、


りあと2人きりじゃーん!!


なんか緊張してきたぞ。


【2人きりだね、涼くん…】


りあ、なんか近いな。近いってば!!


【ねぇ…教えてよ、お願い…】


ドキドキ💓な、何を?


【どうやったら使えるの?不死鳥…】


あっ、そっちのことね…

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